2018年の出来事

備忘録のつもりがもうかなり忘れている。

 

2016年の健康診断で、潜血検査が陽性になりました。

2016年はとりあえず経過観察で何もしませんでした。

 

2017年の健康診断もまた陽性でした。

また経過観察でいいやと思っていたら、生命保険の更新時期にぶつかりました。健康診断結果の提出が求められ、潜血検査が問題になりました。

 

急遽、健康診断を受けている病院で再検査を受けました。そこでもやはり陽性でした。

11月に同じ病院で大腸内視鏡検査を受けました。

そこの病院は家で大腸の処理を行ってから病院へ来るようにと言う指示でした。前日は検査食を3食食べて、間食は禁止でした。検査前日の午後9時に下剤を服用して、寝ました。

家で内蔵清浄液を服用し、洗浄でお尻が痛くなりました。便意の問題は大丈夫だろうと言う事で電車で病院へ行きました。駅から病院へは15分くらい歩きます。途中コンビニや本屋がある通りを通りました。他に映画館もある大型商業施設を通るルートもあります。その途中の本屋で便意に襲われました。トイレがあって良かったです。

 

現在、3年が経過して、その当時あったコンビニは無くなりました。本屋は今もあります。本屋までの信号の手前で便意があるとかなりつらいです。

 

病院へ出かける前に病院から電話があり、私が「まだきれいにならない」と伝えました。すると順番を遅らせてくれました。病院に到着すると前の受診者が検査中でした。

術着に着替えて、初めての検査を待ちます。

 

検査の途中で寝てしまい、起きた時にはもう検査は終わっていました。そして、先生から「ポリープが数カ所あり、切りました。生体検査へ回します。あと、1ヶ所はカルチノイドですね。所謂「がんもどき」です。ここの病院では対応出来ないので、大きな病院へ行ってください。」と言われました。

 

病院の看護師さんに県中央病院の予約を取ってもらい、その日は終了しました。

 

カルチノイドと言う聞きなれない言葉に何が何だかわかりませんでした。そして検索すると「新生物」の一種で良性と悪性があると言う事だけ理解しました。「大腸がん」と言うことで少し不安はありました。

 

年末、県中央病院へ行くと元の病院の紹介状と検査結果を確認して、問診のみでした。

そして、次の検査日を確定させて、帰りました。

 

1月の終わりに再度通院して、2度目の大腸内視鏡検査でした。

 

県中央病院は患者を朝から集めて、大腸洗浄を行います。

前日の食事や夜9時の下剤服用は同じです。

今はもう通算5回以上行っていますから、やることは分かっています。ビタミンの服用もあるので、大腸の内部の色が透明になることは無いと分かりました。1Lの洗浄剤を飲んで、内臓に液体が無くなったのを確認したら、大丈夫です。これが分からず、最初の方は洗浄剤を飲み過ぎていました。その為、2回目の検査の時、なかなかOKがもらえませんでした。

 

1回目の病院の検査が痛くなかったのにもう痛い痛い。大腸の壁に当たりまくりでした。どうすれば、痛くなくなりますかと聞くと「痩せてください。」と言われました。

 

結果はカルチノイドです。

早めに手術をしましょうと言われました。

 

仕事の段取りを取り、2月の終わりに入院となりました。

その前にもう一度エコー検査やCT検査を含めた大腸内視鏡検査が行われました。手術部位の特定や深度などを判断する為の検査です。

 

初めてのCT検査でした。造影液を注射するんですが、最後の撮影で体の中に全ての液を注射しますが、体に入るのが分かり、体温が上がる感じでした。頭の血管が盛り上がり、少し恐怖を感じました。

 

この検査で尿管結石が見つかりました。人生2度目の尿管結石です。前回は20歳代に尿管を石が通り、激しい痛みがありました。

横になれない痛みでした。この時は痛み止めで助かりました。

実際の石は見ていません。レントゲン撮影ではもう石はありませんでした。

 

まだ痛みを伴わない為、泌尿科へ行き、石を溶かす薬を処方して頂き、2週間服用し、痛みの無いまま治療が終了致しました。

 

入院の前に高額医療費の申請を行い、入院準備をしました。

県中央病院は内部にコンビニもあり、特に困ることもありません。

運動も階段を上り下りすれば、結構な運動になります。

 

4回目の大腸洗浄です。

洗浄液を飲み過ぎたのと確認の看護師さんが厳しかったので、なかなかOKをもらえませんでした。御昼前にOKをもらいましたが、手術までは時間があると言う事で病室へ移動しました。

 

病室で待機をして、手術の時間が来ました。

麻酔をしているので、切除の過程は良く分かりません。

そして、1時間程度で手術は終わり、病室へ戻りました。

 

手術は終わりましたが、生検で部位の周辺ががん化していないことを確認する必要があります。万が一、がん化していると再手術です。そして、部位がリンパ腺に到達していると転移の心配も出てきます。

 

食事は手術翌日から御粥で始まりました。まだ胃腸が動いていない為、少量をしっかり噛んで味わって食べます。食べ物の有難みを感じる瞬間です。

 

4日目くらいに横に大腸ポリープ手術の患者さんが入院してきました。その患者さんの説明を聞いていると翌日から普通に食事、3日目に退院でした。その状況を自分の状況と比べると自分の手術の大きさが少し分かりました。大腸の一部をほんの少し切っただけでこの状況だから大腸を取るなんて言ったら、すごいのかなと思ったりしました。

 

入浴、読書、食事が楽しみでした。そして、動ける時間に1階から2階を上がったり下りたりしました。

 

そして、1週間が経過した日に退院しました。

生検の結果は正常部分まで切除出来ていたことが確認出来ました。悪性だったと思っています。

 

とりあえず、半年後に大腸内視鏡検査とCT検査です。

 

その後、1年毎に大腸内視鏡検査を受けています。

 

肝臓が弱い家系ですが、がんの患者はいません。

もしかしたら、母方にはがん患者がいるのかもしれませんが、今となっては調べられません。

 

20歳代で入った「がん保険」では保障されず、「がん」になったとは認識されないと言う少し不満なことも分かりました。

保険に入る時は中身を確りと確認する必要がありますが、転移を開始する位のレベルにならないと「がん」じゃないなんて普通考えないなと思います。

 

ブログを読んで頂き、ありがとうございます。

記事に失礼な点があれば、申し訳ありません。