室料差額 | 差額ベッド代 | 支払拒否 |入院で考えること | とっても素敵なホケンのはなし -- ehoken (保険のチカラでできること)

とっても素敵なホケンのはなし -- ehoken (保険のチカラでできること)

ホケンには不思議な力があります。困った人を救えます。不幸な人を幸せにできます。でも残念なことに、困ってからでは救えません。だから不幸の萌芽の噴く前に摘んでおくのです。芽を摘めばとても安心できます。。。それが、ホケンのチカラです。

とても、お久しぶりです。なぜか、実家で一人暮らしをしているehokenです。昔、「おかしなこと言ってると黄色い救急車に連れて行ってもらうよ!」と、しかられていました(黄色い救急車は都市伝説です)。

 

かなり長いこと更新していないのですが、うれしいことに、このブログは毎月一定のアクセスをいただいています。

 

特定の状態の人が、とても興味を抱く話題のページです。どのような話しだと思いますか?

 

というか、タイトルの時点で、バレているのですが。。。。

 

入院したときの、室料差額や個室ベッド代のことです。これを支払わずにすませられないか、、、ということです。アクセスいただいているページは『差額ベッド代 | 個室料金 | 支払拒否』です。

 

 

この記事を書いた後、実は自分自身が2つの事例を経験しました。父と母です。

 

父は脳梗塞で倒れ、そのまま意識が戻ることなく他界しました。母は現在、痴呆が進み、精神病棟に入院中です。

 

父は、救急車で病院に運ばれ、流れ作業的に入院しました。詳しく覚えていませんが、室料差額に納得する旨のチェックを付けた気がします。拒否できるような雰囲気ではなかったと思います。

 

しかし結論を先に述べると、父の入院での室料差額はまったく、1円も支払いませんでした。本来なら7500円/日で、約30日入院していたので22万5000円のはずです。ところが退院(死亡)後、病院に支払ったのは、確か9万円程度の治療代(2カ月にまたがったため、高額療養費制度を使っても、この金額でした)。

 

父は入院して早いうちにMRSAに院内感染しました(させられました)。また、肺炎になり、肺に管を通すときに肺に傷がつき出血し、追加での治療が必要になっていました。

 

これらの原因などを、病院に求めました。そして、追加でかかる費用(個室代など)の支払拒否を要求しました。

 

すると、すんなりと受け入れてもらい、お詫びいただきました。

 

その理由として、

・MRSAの院内感染で、隔離する必要があり、個室隔離は医療行為であるため、個室差額は必要ない。

・PDC(診断群分類包括評価)制度のため、入院1日にかかる費用は脳梗塞の治療費用以上の請求はない。

ということになりました。

 

MRSAの院内感染を知らされたときは、、、当時、、、病院に対して訴訟しようと思うほど、怒っていたのですが、、、、今、思い返すと、、、もしかしたら、、、差額を請求しないようにする、病院側の「粋なはからい」で、ほんとうは感染していなかったのかも、、、、などと思ったりします。

 

現在は、、、母が入院しています。精神病棟に入る際、、、差額ベッドだけでなく、、、レンタルの食器や衣類、おむつ、、、もろもろ、、、毎日かかる費用の説明を受けました。それで入院を決めたのですが、個室から大部屋に移れないものか、部屋代を減らしてもらえないか、お願いしています。今のとこ、「他の患者さまへの影響もあるので、大部屋は無理です」と、看護師さんから言われています。費用がどうなるか、、、、こんなブログを書いておきながら、、、、とても不安に過ごしているのです。

 

ところで、精神病院への入院は、他の病院への入院と、さまざまに違うことがあるのを知りました。また、措置入院と、普通の入院との違いも体験しました。これらはまた、別の話題で書こうと思います。