「銀河漂流バイファム」って、15少年漂流記の宇宙&少年少女なアニメがあった…らしい。
らしい、ってのは、私はアニメ見てないから。
中学・高校時代に友人から「これ、面白いぞ?」つって聴いた曲の1つ。
(そいつの部活では、新入部員教育の一環としてアニソン教育があり、その一部が私に回ってきた)

当時から軍事ネタとか好きだったから、ってんでこれを勧めてくれたらしい。
全く、どこに出しても恥ずかしくない変人達である(褒め言葉)

プログレッシヴロックにヴァイオリンをフューチャーした曲らしいが、あまり気にしていない。
基本的には同じフレーズの繰り返しなんだけど、徐々に楽器が増えていって、印象が変わっていくってギミック?(作曲技法?)がとても良い。



【ニコニコ動画】銀河漂流バイファムOPフル


歌詞とか和訳はコメントを参考にさせていただきました。
何か凄い綺麗に訳されてた。なるほど、こう解釈するのか。

(C:管制室(Control)
(A:ラウンドバーニアン(バイファム)のパイロット
(Com:ラウンドバーニアン(バイファム)のコンピューター
(M.Com:着艦用アーム?のコンピューター

C:Examine data link
(データリンクの試験をする)
A:Main trans engine No.1,2 ON No.3,4 OFF No5,6,7,8 ON
(主推進エンジン、No.1,2オン、No.3,4オフ、No.5,6,7,8オン)
C:Confirmed,round vernirn
(確認した、ラウンドバーニアン)
Com:Hello,I am VIFAM
(こちらバイファム)
C:OK.VIFAM,your number is 7 instrument recorder on
(OKバイファム、出撃番号は7番。航行記録レコーダー、オン。)
Com:Permission to sortie
(出撃の許可をどうぞ。)
C:Permission granted GOOD LUCK,VIFAM 7
(承諾した。幸運を祈る。バイファムNo.7)


Wipe away all your tears
(涙を拭いて)
together we will conquer fear
(一緒なら怖い事なんてないさ)
come and give us a hand
(おいでよ、手をつないで)
in search of a new land
(新天地を探しに行こう)
I wonder where you are my friend
(ねぇ、キミはどこにいるんだろう)
tell us what is left in the end
(教えてよ、最後まで変わらないものを)


A:Two aggressors in sight R 5866
(2機の敵機と遭遇。距離5866km)
C:All stations on red alert
(警戒態勢発令)
Com:ECCM on No.2 Javelin 3・2・1 fire
(ECCMオン。No.2ジャベリン、3・2・1発射)


One day hate will disappear
(いつの日か憎しみが消え去って)
then the way home will be clear
(きっと家に帰れるんだ)
nothing is ever too late
(遅すぎることなんて無いよ)
if you know how to wait
(焦っちゃダメなんだ)
I wonder where you are my friend
(ねぇ、キミはどこにいるんだろう)
tell us what is left in the end
(教えてよ、何が残るんだろう。来るべき時には)

Give us your courage, VIFAM
(ボクらに勇気を)
you are our image, VIFAM
(キミとボクらはそっくりなんだ)
united we must fight, VIFAM
(力を合わせて頑張ろう)
uncertain of our might, VIFAM
(やってみなくちゃ判らないよ)


C:VIFAM 7 this is control,over
(バイファムNo.7こちら管制室どうぞ)
A:This is VIFAM 7, read you five five
(こちらバイファムNo.7、感度良好)
braking into landing speed
(着艦速度へ減速中)
C:You're right on the glide slope
(進入角度予定通り)
A:Read you
(了解した)
Com:One minute and counting
(あと1分。カウント続行)
M.Com:Welcome home VIFAM 7
(お帰りなさいバイファムNo.7)
I'm mother arm computer
(こちらマザー・アーム・コンピューターです)
A:Hello,M.A.C.
(やあマック)
Com:Coming in contact with mother arm
(マザー・アームと接触します)
5・4・3・2・1 contact
(5・4・3・2・1接触)
A:contact
(接触確認)
C:confirmed round vernirn
(確認したラウンドバーニアン)


Wipe away all your tears
(涙を拭いて)
together we will conquer fear
(一緒なら、きっと、怖い事なんてないさ)
come and give us a hand
(おいでよ、手をつなごう)
in search of a new land
(新天地を探しに行くんだ)
I wonder where you are my friend
(ねぇ、キミはどこにいるんだろうね)
tell us what is left in the end
(何が残されるのか、教えて)

Give us your courage, VIFAM
(ボクらに勇気を)
you are our image, VIFAM
(キミとボクらはそっくりなんだ)
united we must fight, VIFAM
(力を合わせて頑張ろう)
uncertain of our might, VIFAM
(やってみなくちゃ判らないよ)



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Mother Arm Computerが出てきたときの安堵感は異常。
でも個人的に言われてみたいのはControlの
"You're right on the glide slope"(進入角度予定通り)
うん……何でか予定通りに物事進んでないから(苦笑


ちなみに、帰艦時に出てくる
"This is VIFAM 7, read you five five"(こちらバイファムNo.7、感度良好)
の"Read you five five"は、(無線)通信用語でいうシグナルレポート(RSレポート)の事っぽい。

シグナルレポートってのは「ちゃんと聞こえているか(どれくらい聞こえてないか)」を伝える作法で、
了解度(readability)(5段評価) 信号強度(signal strength)(9段評価) の順に言う。
了解度は体感(主観)で、信号強度は計器読み(客観)で評価されていて、空港なんかのアナウンスをよ~~く聞いてると、
「ファイブ ナイン(5 9)をお知らせします」とか
「ファイブ ナインプラス(5 9+)をお知らせします」とか言っます。
「ファイブ ナインプラス」ってのは「良く聞こえるし、計器上はメーター振り切ってます」って事だそうな。

"Read you five five(5 5)"
の場合、信号強度5は「かなり適度な強さ」だけど、それが了解度5「完全に了解できる」かはちょっと疑わしい。
命がけで帰ってきたら、雑音混じりでも「良く聞こえる」って心理描写なのかなとも思う。
浮かれて、或いは強がって"Hello, M.A.C."とか言ってみたりね。