ニジンスキー、ゼレンスキー、バイラクタル。犬の三兄弟と心の成長 | 今までの「犬のしつけ」は間違っている!日本式「犬の育て方」!

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犬と人の関係とは。本物の愛情とは。そして本当の幸せとは・・・・。間違いだらけの犬の育て方を完全否定し、正しく心通う命との接し方を紹介しています。

 

ニジンスキー。

 
大人しい性格ですが、まあ元気がよろしい(笑)それで三兄弟で一番顔がでかい!面長なんですが、頭幅があるので、顔がでかく見えるんですね。力も相当強い。でもそれを表面に出さない優しい性格であるため、一番でっかくても力をそこまで感じさせないんですね。
頭がでかいってことは、それだけ頭を支える首の筋肉が発達している。そして支える体も当然強い。底抜けに明るい子でね~。
 
ニジンスキー・・・サラブレッドの歴史を変えた種牡馬ノーザンダンサーの息子。英雄的存在ですね。そんな英雄から名前をいただきました。
 
顔立ちが最も整っているゼレンスキー。
まあ、面長なんですが、兄弟二人がさらに面長ですから、こじんまりとした顔に見える。
一番ずる賢い・・・というか、周囲の状況を冷静に観察することができるので、スキをついて私のところで甘えてくるのが上手。その際は、とっても穏やかなんですね~、周囲の子らから焼きもちをやかさせないよう配慮している。
雨の中朝起きてトイレに行っても、三人の中で一番濡れていない。賢さが目立つんですよね~。
 
ゼレンスキー・・・ウクライナの大統領ですね。彼も英雄として活躍していますよね。そんな英雄から名前をいただきました。
 
そして今日のバイラクタル。
相変わらず今朝雨が降っていて、トイレに行くわけですからずぶ濡れ。余計に怖く見えるんです。フサフサした毛がぺったりくっつきあうからでしょうね~。
 
まあ、目つきは一番悪く、性格も三人の中で一番クールかな~・・・。控えめな甘え方するんですよね。他の兄弟は全身で喜びを表しているのに、割と冷静さを保っている。
しかし、犬としての自信は一番強いのかな~。それが喜びの時でも余裕を生んでいるんだろうね。
 
バイラクタル・・・・・まあ、その当時、英雄的扱い受けていたじゃないですか。それでね・・・。
 
本当はこの中にもう一人、マルゼンスキーってね、いたんだけどね。その子は生後四か月を越えた時、出て行ったんだよね。まあ、マルが一番でかくてね~、やっぱり顔が異様にデカかったな~。
 
マルゼンスキー・・・ニジンスキーの息子で日本競馬会でね。英雄的存在ですね。
 
 
二歳を超えて、ようやく落ち着きが出てきた。冷静にいることができるようになって、このようにじっと私のことを見てくるんだよね。私が何をやっているのか、次の行動は。その行動に自分がどのように関係してくるのかを先読みすることができるようになった。
そうやってね、シェパードって先を読むから、私ら飼い主が何も言わなくても、自分から理解して行動する犬種なんですね~。
 
やっぱり賢さを育てるときは、犬の群れの中でいかに学ぶか、経験するかが大事なんですよね。それが心の成長に関係してくる。その心の成長をさらに高めるために、私たち人間が寄り添ってあげることが人間社会で生きていくために絶対に必要なことなんですね。
 
これを私は人間社会に対しての刷り込みと言っている。
生まれてごくわずかな期間しかないとっても重要な時間なんですね。
 
まあ、自来也兄弟たちは、幼いうちから常に人が側にいて、寝るときも一緒でね、踏まないように寝ていたな~~。母親の側から離れて寝るようになってくるんですね。まあ大抵顔の側に寝てくるんですが、眠いのにじゃれてくる・・っていうか、私の鼻をカプリと咥えてきたりね・・・・。生えそろったばかりの乳歯なんてね~、噛まれたら超痛いんだよね~。針で刺される痛みなんだよね。本人は甘噛みってところなんだけど、それがとっても痛い!
 
そんなことされたら力ずくでね、私の胸に移動させ、そして動けないように抱いて寝る。
すると動かないよう抱きしめている腕に他の子らがやってきて腕を引っかいたりね・・・。爪も針のように痛い(笑)それで一緒にまとめて抱いて寝る。
 
そうやってヨチヨチ歩きのときから、しっかりと人という生き物はってことをね、理解させていく付き合いをしていたわけなんだけどね、それが年を重ね、ようやくね開花してきたんだよね~。
 
それまでは三人で私の取り合いえすからね~。飛びついてくるわ飛びついてくるわ(笑)
 
それを受け止める。受け止める。受け止める・・・・・、コロナワクチンの後遺症が現れて、ぜえぜえぜえ・・・・。それを見たら考えてくるんだよね。
 
アレ?様子がおかしくなったってね、じっと見つめてくるんだよね。
 
そうして群れの中で鍛え上げられるんですね。犬として常に冷静さを保つように。群れを乱す行為をとると、年長者や年上の子らが注意するんだよね。これって親父の役割なんですね。
 
父犬とかの男どもが、それぞれ教えているんだよね。もっぱら自来也がやっているんだけど、自来也もさ、自分の子供だってね、必ず解っているんだよね。不思議な子なんですよ。そんなことってね、ないんだけどね~~なんか様子が違うんだよね。
そういえば、自来也って自分の父親も解っているんだよね。
久々に父犬に会った自来也が甘えに行くとさ、親父が怒るようになってね(笑)そして戸惑っていた。
まだ小さい頃は父に甘えに行っても、相手されずにある程度自分の体にじゃれあってくるのを黙って付き合っていたけど、体と心が成長するに従ってね、厳しくなってきてね。
 
とっても穏やかな性格をした父犬でしたが、そんな怒ったところをほぼ見たことがないような父犬から初めて怒られたとき、物凄く戸惑ってね~、ヒャンヒャン!!!ってね、どうして?てね、父に向って吠えていたな(笑)そして聞こえないくらいの唸り声が聞こえてくると、自来也は諦めてね。。。。
 
そうやってね、心が育ってくるんですね~。そしてやんちゃな若犬時代、群れの中でもまれて一気に自信がついてきたらさ、やっぱり行動に現れるんだよね~。
偉そうな振舞いをお互いしながら牽制しあって相手と力比べのじゃれあいをやってくる。それがだんだんと相手に対して力強くなってくる。あまりにも行きすぎたら年長者たちが止めに入る。興奮して我を忘れてきたころ、目の間に現れて横っ腹を押され、倒されて注意される。
 
そこでようやく冷静に受け止めることができるようになって、初めて一人前となっていくわけなんですね~。
 
それができるようになるまでは最低でも生後4か月。。。では無理かな・・・6か月かな~・・・。
 
まあ、ウチの子らはずっと群れの中で生活していますから、勝手に群れの子らが心の成長を促してあげることができるんですけどね。
 
そして落ち着きが出てくるんですね、心の成長と共に、常に周囲の状況を観察できるようになってからさ、初めて飼い主が伝えてきていることに気づき始めてくるんですよね~。
 
それまではもっと自分のことを誰よりも見てくれ!!!ってね、ずいぶんと三人兄弟からやられましたからね~~。
 
そんな触れ合いの中、ゼレンとニジがね、私がワンワンって言うとさ、真似して言ってくるようになってね(笑)
 
まあ芸事ですね(笑)これが普段の生活ではちっとも役に立たんってね。
 
ただし、それだけ私の存在がしっかりと心の中にあるってことは確かめられますからね。
 
いつも私を見ているよってね。
ただ、それに応えていくだけなんですが、見学の時にさ、人気があるのが自来也の娘、息子たちなんだよね~・・・・。
 
甘えん坊状態が甚だしい(笑)まるで昔のトキを見ているようでね~~。トキは何人もの人たちの心を射抜いてくれていたからね~~。
 
この子が欲しい!!!・・・あの~~すでに13歳なんですけど、あとどれくらい生きるか解らないよ??ってね(笑)
 
そうすると、この子の子供が欲しい!・・・・もうすでに子供たちは立派な初老なんですが・・・。
 
ということでね、トキの子孫を欲しいって方多かったな~~。トキの子供たちの人気は実に凄まじかったですからね~~。
トキが強く穏やかに子供たちを注意していたからね~・・・。トキを見ていると、明治生まれの爺さんたちにそっくりだったんだよね~。
 
無口で穏やかなんだけど、怒ると強烈に怖い印象でさ(笑)そんなヨボヨボに逆らえない(笑)
 
トキもさ、九喇嘛に後を委ねるようになるまでは、最後まで小さな子らの心の成長を促すためにさ、ノロノロと近寄って来ては、よく注意していたもんだよね~。
 
走り回る兄ちゃんを過激に注意していたゼファー。それを見た九喇嘛がゼファーを注意する。やりすぎる前に止めに入っていた。それが長く続くと、のっそりとトキが現れる。
 
それに気づいた九喇嘛が、体を低くして冷静さを取り戻す。ああ・・・怒られる・・・ってね(笑)
 
するとトキは過激に注意していたゼファーを怒っている(笑)
それを見て、ほっと胸をなでおろしたかのように、九喇嘛はその場から離れてさ、トキに任せる。
 
なんでボク???ってな顔してゼファーがトキに怒られているんだよね(笑)
 
そこでようやく兄ちゃんが脱出成功。まあ、そのあと静かにしているんだよね。
 
 
今はサンくんがそれに近い存在なんですが、なにせ心が優しすぎると同時にプライドが高すぎる。
 
なにせクシナの息子ですからね(笑)プライドだけは高くて、心が強かった母クシナからすると、超がつく優男だからね~サン君は。
 
 
まあ、いったいどうなっていくことなんだろうね~、トキのように人生経験を究めたような子はね、まず存在しないからね~・・・・。