僧帽弁閉鎖不全症と診断されたおすずのわんちゃんの症状

▫︎咳が出る 
▫︎咳が続く、じっとしていても出るようになる
▫︎咳をした後倒れた事がある
(はじめは脳の病気と勘違いされ、てんかんでは?と言われた。その後心不全、胸水とだけ言われた。手術という選択肢は無いとも言われた。)
▫︎心臓肥大がある
▫︎心臓の鼓動が早い
▫︎胸に耳を当てるとシャーッシャーっと心雑音がする
▫︎座っててもはっはっはっと息苦しそうにしている
▫︎寝ている事が増えた
▫︎散歩に行きたがらない、途中で座り込み歩かなくなった
▫︎ご飯をあまり食べなくなった、好き嫌いが多くなった
▫︎腎不全を起こす
▫︎チアノーゼをおこす
▫︎2019.7月末に血が混ざった水を吐いて失神し倒れた、その後意識混濁し入院(肺水腫)

入院するほどの肺水腫を起こした場合、この時に命を落としてしまうわんちゃんが多いそうで、おすずのわんちゃんは倒れて病院に10分以内に運び、運良く休診日に病院に先生が偶然いたおかげで適切な処置が迅速に出来て奇跡的に助かりました。
この10分.20分で刻々と助かる率が変わるそうです。。知らなかったです。

まずかかりつけ医でレントゲンを撮ったら心肥大があるので咳が出ているのでしょうという事でネブライザーでの治療をしていました。
12歳なので年で仕方ないという感じでしたのであまり深刻に気に留めませんでした。。

本当ならここで心拍数と超音波検査(エコー検査)をしてもらい、僧帽弁の状態をチェックしてもらえると良かったのかなと思いました。
エコー検査では心臓と血管の状態や血流の向きや速さをみてくれます。
リアルタイム4Dエコーという機能では心臓の中をリアルタイムで逆流がないかを見れるんだそう。

うちのわんちゃんは逆流しまくりでした。
エコーの色は血流の向きで色が変わるので緑だと色々な方向に向かって流れているという感じだそうです。これは動画でみれました。

僧帽弁の状態もペラペラになっていて形も変形していました。
恐らく僧帽弁についている糸のような「腱索 けんさく」が切れたか伸びて弁が閉じれなくなってしまっていると推測できるそうです。

あとは心臓は心拍数を増やして身体に綺麗な血液を送ろうとがんばるので心臓に血液が沢山たまり、心臓肥大を起こすので広がってしまった心臓に弁のサイズが小さくてそこからも常に逆流が起こってしまっていました。

その行き場のない血液が肺にも逆流し、肺の状態も良くないそうです。
この腱索を糸で縫って作ってあげたり大きくなってしまった心臓自体のサイズを小さくする手術を行うんだそう。

まずは手術出来るのかの検査をしに行きます。
手術となると長時間心臓を止めて人工心肺を使っての手術になり、麻酔のリスクもあります。

小型犬であるチワワは1.5kgや2kg代の小さなからだですから腱索を縫うといっても指の先ほどの小さな部分でかなり正確な手術が必要になります。
血液の輸血も必要になるんだそうです。

インスタグラムで#僧帽弁閉鎖不全症 を見てみるとたくさん同じ病気の方がいらっしゃいます。

病院は通常3ヶ月待ちらしいですが、かなり緊急を要する状態のわんちゃんは少し早めに手術が出来る事もあります。
まずはかかりつけ医に思い切って手術を検討したいと言ってみたら色々言われましたがなんとか分かってくれて、それでも自分でこの手術する病院に電話したらあとはかかりつけ医とも話してくれて今までのわんちゃんの癖や今までの検査データ、病歴、性格も含めて話ししてもらう事が出来ました。
獣医師さんの中には否定的な方もいるのでまずは自分で行動が必要だと思いました。
持病が原因で手術は出来ない事もあるのですがまずは電話、確認が大切だと思いました。。

わんちゃんの心臓と人間の心臓は形が近いらしいですね。循環器の先生にわんちゃんの心臓の動画を見せたらこの子の心臓は動きがまだ良いから手術は成功すると思うよ!と言ってくれました。
動きが悪いと予後が不安とか。。
(人間の心臓を専門にしている先生に言われたらなんか、、犬とは難しさの種類が違うとは思うけど嬉しいですw)

とにかくうちの場合は入院するほどひどい肺水腫を起こした場合、投薬では平均寿命6ヶ月、うまく薬を調節しても1〜2年が平均と言われてしまい、あわててこの度手術を決断しましたが状態が悪そうで本当は他の臓器がもっと痛む前の方が良さそうな話しでした。。
ちょっとCRP(炎症たんぱく)の数値が高いのでステロイドで落ち着いたら手術です。

わんちゃんが耐えてくれるよう願います!!えーん