またまたお久しぶりになっちゃいました。
前回は、遅ればせながらのおせち門松あけましておめでとう鏡餅絵馬の記事でしたあせる

その時には、今こんな風な世の中になってるなんて、想像もしてなかった。。汗
この数か月、何度、今年のお正月の頃に戻りたい・・って思ったことだろう。戻ってもこの不自由な日々にまた進んで行くのだろうけど。。

この春、コロナの騒ぎの中、我が家では、末っ子が、我が家から出て、隣の市にある大学の近くにアパートを借りて新生活をスタートさせた。そして、夫も、10年ぶりに単身赴任で県外へ。。。
私は家に残り、長男との二人暮らしがスタートした。←もうこれだけでストレスいっぱいの日々えーん ←

4月に入ってすぐ、母の入院する病院は面会禁止になり、そこから約2か月、会えなくなった。(週に二回、洗濯物を受付に届けるだけの侘しかったこと汗汗)
そして、夫も県外だったので自粛解除まで帰れず。。
末っ子も帰省を自粛。。いや、県内だから帰ってきていいでしょ~と思ったけど、一人暮らしを満喫してみたかったのかも苦笑
バイトも出来ず、授業はGW明けからようやくオンラインで。ほぼ引きこもり生活だったみたい。

私は、勤務先が一ヶ月休業したので、まるまるお休み。
休業明けても仕事の日が少なく、最近は週に一回しかお仕事行かず。。そんな毎日。

断捨離は結構進んで、お家生活も快適ではあったけれど、家族と過ごせない寂しさや(長男とはホント会話がない)、コロナによるストレス、そして年に一度の全身検査を前に、まあ毎年恒例ではあるけれど、体調も最悪。。。

あっちこっち痛みが出たり、喉の詰まりや、体重の減少。。。

ビビりでチキンでヘタレな私は、もう絶対悪い結果が出るって思い込み。。。そして余計に具合が悪くなる・・・悪循環。
ホント、自分で自分が情けなくなる日々でした。

食事もしっかり食べてるのに、一気に2kgくらい落ちた時に、夫や末っ子にLINEして大騒ぎあせる
末っ子は冷静に「どうぜストレスでしょ!」と一刀両断笑
ホントはもっと痩せた方がいいのに、減るのがおそろしくて、いつも以上に食事の量増やして体重を戻してしまったバカな私。。。
今頃後悔してもねぇ。。えーん

そんな中、先々週と先週にわけて検査を受けてきたのでした。
PET-CTの前の看護師さんの問診受けてる時、なにか質問ありませんか?って聞かれ、毎年気になってることを聞いてみた。
「PET-CTを受けた後、ちゃんと撮れてなかったら、再度追加でPET-CTを受けることもある・・・って毎年聞くんだけど、もし追加になったら・・・・それって何か悪いものが写ってるからの撮りなおしですか?今まで一度も撮りなおしになったことないから怖いですぅ」って言ってみたあせる


看護師さん、笑いながら、「いやいや、そうじゃないですよ~!!
代謝が悪かったりするとお薬がちゃんと全身に回ってなくて、きちんと映らない場合があるので、そういう時に撮りなおしするんですよ。悪いものが写ってるからってことではないから安心してくださいね!」って言いながらまた笑う・・・みたいな

おバカ丸出し質問でしたあせるあせる

で、そんなおバカな私。。。実はいろいろな記念日とか、お友達の誕生日とかめっちゃ覚えてるアニバ―サリ―女で。。。
PET-CT受けながら、その日が何日でなんの日だったかを急に思い出してしまい・・・。その日は、10年前、胸の痛みの強さに、乳がんかも。。。と思い、マンモと超音波の検査を受けた日。そこからの検査三昧からの約一ヶ月後の悪性告知に至ったスタート?の日でした。そんなん思い出したら、結果が悪いいものとしか思えない、このネガティブさ・・・汗汗汗
家族にしてみたら、めんどくさかったかも。みんな留守で良かったねえーん

そして、今週の火曜日、検査の結果を聞きに行ってきました。
この私のネガティブさに慣れてるドクター、私が椅子に腰かける前にサラリと「大丈夫だったよ!」と。
力が抜けてフニャフニャフニャ~と座り込む私。
そこから涙がまた出ちゃう。(毎年この結果を聞くときには泣いてる)
採血の数値も異常なし(若干中性脂肪高めあせる)
エコーも問題なし。PET-CTも異常なし。
「これで8月で丸10年になるね。」と。
でも卒業ってわけじゃなく、年に一度の全身検査はこれからも続く。また半年後に受診してねって言いながら、先のカレンダーを見て「1月にする?12月?2月でもいいよ」って言ってくれるドクターに

「今もう緊張から力抜けちゃって、何も考えられません~」って言ったら「じゃあ、1月にしとこうか。」と。
そして、挨拶して帰ろうとしたら、

「あ!(PET-CTの所見見直して)軽度の脂肪肝って書いてある!!」と滝汗

いや、その情報いらなーい!と思いながら診察室を出たのでした笑

振り返ってこの10年。。
10年前の5月に体に異常(痛み)を感じ、そのタイミングで友達からの「がん告知を受けた」との報告に、私もその病気に違いないと確信したあの日。
そして6月に検査を受け、7月に入り、悪いものだと思われるって言われ、そこから次々と検査を受け、なかなかガンの判定が出ずだったけど、ようやく、7月の終わりに告知を受けた。


そこから入院や手術が決まり、手術前の検査で更に右にもガンが見つかった。
お盆前に腹を括っての手術・・・(遺書書いたり泣きわめいたりもしたけれど)
手術が終わってからの治療スタート。
右はリンパにも飛んでたから郭清したけれど、抗がん剤は受けず(受けられず)で、ホルモン治療だけ。
そこからの10年。薬の副作用であっちこっちに不具合発生。

1年めに肝機能数値が爆上がり、コレステロールも中性脂肪も。
消化器科のドクターに、次は肝硬変だ!その次は肝臓がんだ!!と脅され叱られ悔し泣きの通院帰りだった。

乳腺科の優しい主治医に会うことだけが楽しみだった笑
 

2年めには、副作用かどうなのか、副腎のホルモン異常で血圧が爆上がり。200超えてた。。とにかく動悸が酷かった。

 

6年めには、血糖値が上がって糖尿病予備軍認定。
痩せねばまずい状態がずーーーっと続いてた
 

9年経った去年は、副作用で、子宮体癌の前癌状態だって言われ、10年間服用予定だったタモキシフェンを強制終了。

不安は残ったけど、服用止めて数ヶ月後の体癌検診では前癌状態からの脱出がわかりホッとした。


告知前の超おデブ体重は、術後に5kgだけ減ったけど、
そこから5年くらい微動だにせず。
それが4年前くらいからちょっとずつちょっとずつ減っていき、
そこから、肝機能の数値も血圧も血糖値も下がってきて、去年からはいろんなお薬が減薬になった。

今は、術前の体重からは19kg減。←数字だけみたらすごい気がするけど・・

がんばった~!!と思いたいけど・・


主治医からは、「もうちょっと痩せるといいね~」と言われた。
どんだけ太ってるんだ?って感じだけど。
体脂肪はまだまだ恐ろしい数字。
いっぱい食べて体重戻してる場合じゃない苦笑
でもLLサイズからMサイズになった。そこは嬉しい。だって女の子だもんチュー笑笑

病気発覚から、私の気持ちの上がり下がりに真正面から八つ当たりの攻撃を受け続けてくれた夫。(告知を受ける前から、ドクターに「転移がありますか?」なんておバカな質問してた人だけどウシシあせる)

わずか10歳で母の病気を受けとめ、支え応援してくれた末っ子。
術前、一緒にお風呂に入って、私のおっぱいにありがとうとバイバイを言ってくれたあの日を忘れないぐすんあの日があるから、反抗期に貴様と呼ばれても、ツンデレでも、時に罵られても我慢出来た気がする。うん笑

当時、全力で支えるよって言ってくれた次男は、2年後にはサッサと県外に進学してった。。。今も何年に一回とかしか顔を見せに帰ってきてくれない。。。苦笑
長男にいたっては・・・・病気の話、したことないから、もしかして私が乳がんだとは知らないかも・・・え?滝汗


家族だけじゃなく、励まし支えてくれた友達のみんな。
黒判定が出る前の検査途中で不安いっぱいだった頃から励ましてくれた友、入院の日、遠く県外から高速バスに乗ってきてくれた友、受け止められない現実に床に寝転がって泣く私の元へやってきてくれて、「一緒にがんばろう!」って言ってくれた友、何も言わずにお守りを届けに来てくれた友、術後のお見舞いに遠くから近くから駆けつけてくれた友、術後初めてのLIVEに行き一緒に泣いてくれた友、同じ病気で知り合った友達にもいっぱい支えてもらい、術後に仲良くなった友にもいっぱい勇気をもらい一緒に泣いて笑ってもらい、とにかく大切な人達に恵まれ支えてもらってきたこの10年。。。本当に感謝しかありません。

友達の支え、どの場面も今も鮮明に覚えていて、この10年何度も思い出し、何度も泣いた。
ホントに力をもらった。たくさん、たくさん。

末っ子には、夫の次にすぐLINE。今回も「お~!良かったね~!」って返信くれた。
次男には、昨夜ようやく報告。
でもめずらしくすぐに返信をくれ、「よかった!でもくれぐれも無理しないでね」って言ってくれた。家族の中で一番優しい。
長男は。。。知らないからまあいいか。。みたいな笑
たとえ家族でも、自分以外の人には関心のない人なので(発達障害あり)まあ、致し方なしです。

そんなみんなに支えてもらった10年。
感謝の気持ちを忘れずに、生かされてることの意味を考えながら、私らしく、日々を楽しんで生きなくちゃ!と思います。

 

長文失礼しました。
最後まで読んでくださってありがとうございますドキドキ

 

みなさん、コロナに負けず、これからの夏の暑さや熱中症にも気を付けながら、穏やかに日々過ごせますようにキラキラ

 

最後に。。。

 

 

 


写真は、結果を聞いて、お一人様で食べたお祝いの抹茶パフェですパフェコーヒー