ご無沙汰しております。
昔は毎日のように記事を更新し、その記事の隅々まで読んでくれるような熱心な読者さんがついていてくれて、ブロガー冥利につきる喜びを感じておりました。最近は、部分的に実生活が充実しており、ブログ更新が滞りがちになりました。もう、読者さんは少なくなってしまったことでしょう。だけども、時にこうやって記事を書いたら、また読みに来て下さるかなと淡い期待を抱きつつ、書いています。
早速本題に入ります。8月のお盆のころにトルコに遊びに行ってきました。テロが頻発しているという最中、結構無謀な旅行計画を立て、周囲に大反対をされてでも決行した旅行でした。やりたい!と思ったら、自分の意思を曲げれない性格なものでして。
出国直前のニュースでは、トルコの情勢が不安であることが頻繁に報道されていました。少なくとも、出国の1か月前にはテロが発生していた国、それがトルコ。ただ、実生活にどれくらい影響があるのか、経済状況がどうなのかは知る由もない。結果的には、事件に巻き込まれることもなく、観光客は少なかったのはラッキーでした。(ちなみに、自身の不手際で飛行機の乗り継ぎに遅れ、痛い出費と精神的ダメージをくらいましたが、それはまた別の話)
最初の目的地はカッパドキア。安い物価、親切なガイドさんが印象的。カッパドキアでは400万で家が建つそうで、超田舎であるということを抜きにしても、物価は相当安いと思います。また、「僕は昔日本人と付き合ってたんだけどね、その人と結婚したかったんだけど、彼女の親の許しが得られなかったんだ」とのガイドさんは言った。一昔前のこととはいえ、少々落ち目の日本に憧れるということは、トルコは先進国とはいいがたいんだろうなぁと想像しました。しかも、憧れの日本からは全く観光客が来ないという危機的状況。ガイドさんは日本人が来ないから、ギリシャ語を勉強中なのだと言っていました。
田舎ののどかさの中に、仕事がないという貧しさも垣間見える状況を考えると、複雑な心境だったのを覚えています。哀れみをかけるような発想をしてしまう自分に少し嫌気がさしました。哀れみをかけられるというのは個人的にはプライドを傷つけられる気がしてとても不愉快なのでね。
次回、イスタンブール編へ続きます。