どもぉ~みなさんこんばんは、「エステ・魔サイトー」です!
「メタル・ヴィレッジ」の時間がやってまいりました。
今夜もここ、インターネットはメタルの殿堂、アメブロぉ
アップからお送りいたします!!
 
 
今回はジャパメタの雄、アンセム(ANTHEM)の特集です。
 
ベースの柴田直人を中心に結成されたアンセム
わかりやすいメロディが特徴で、「歌謡メタル」と揶揄されることもあるのですが、それだけメロディアスということでもあります。
 

 

 

 
'87年にボーカルの坂本英三が脱退し、「沼津のグラハム・ボネット」の異名をとる森川之雄が加入。
森川のボーカルはとにかくパワフル。
私がアンセムにハマるきっかけとなった、この曲をお聴きください!
 

 

 

 
森川のボーカルで4枚のアルバムをリリースしたアンセムですが、'92年、森川脱退を機に解散してしまいます。
 
ちなみに英三は'96年、アニソンをメタル調で演奏する企画バンド、「アニメタル」にボーカルとして参画しています。
アニパンクやアニメタル・レディなどの「二匹目・三匹目のドジョウ」が続出する程、一時期流行りました。
それまで英三が参画していたアンセムのすべてのアルバムを足したものより売れた、と当時の雑誌で読んで、何となくやるせない気持ちになったのを覚えています。
 

 

 

 
一方のアンセムですが、リーダーの柴田がラウドネスに参画中で未だ解散状態である'00年、グラハム・ボネットをボーカルにフィーチャーした企画アルバムをリリースします。
バックの演奏も新たに録りなおすと聞いて買ってみたのですが、練られていない英詞、やっつけ感のある荒い演奏にちょっとガッカリ。

グラハムは少し余力を残したボーカルだと思いますが、それでもこの迫力!圧倒されます。
今年のラウパに、マイケルシェンカーのバンドで参画するグラハム。
アンセムも別日に出演するのですが、この時、グラハムをゲストに何曲か歌うのでは、といった噂があるようです。
沼津のグラハムと本家グラハムとの共演があるかも!?
 

 

 

 
さて、ラウドネスがオリジナルメンバーによる復活するのを機に脱退した柴田は、英三を再び呼び寄せアンセムを再結成します。
単純に声だけなら森川が好みですが、アンセムには英三の声の方が合っているかな、と思います。
アンセム脱退後、インディーズで活動しつつタクシードライバーをしていた英三。
そしてアニメタルでブレイクと、人生のジェットコースターを経験したからか、心なしか声に深みを感じます。
 

 

 

 
7枚のアルバムをリリース後、英三は'14年に脱退、森川が再加入します。
私が森川の好きな所は、低音ではパワーがあるのに、高音になると突然、色気が出てくる所です。
'14年にリリースした"ABSOLUTE WORLD(アブソリュートワールド)"から、前半ではパワフル、サビでの色気と、森川の魅力をいっぺんに堪能できるこの曲をお聴きください!
 

 

 

 
そして今年、新作"ENGRAVED(エングレイヴド)"をリリース。
半数はギターの清水が作曲で、いくつかの歌詞は外部のライターのもの。
これまでほとんどの曲は柴田が作詞作曲してきたアンセムとしてはかなり珍しいアルバムですが、蓋を開けてみればいつものアンセム・サウンドです。
7/22の、クラブチッタでの新作ツアー最終日を観に行ったのですが、新作が出て1ヵ月、みっちり聴き込んでライヴに備えたおかげで、めっちゃ楽しめました。
最後は、新作からこの曲でお別れです。
それでは次回の「メタル・ヴィレッジ」まで、ごきげんよう、さようなら!
 

 

 

 
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