”がん患者大集合”に参加してきました。
紅白歌合戦のおこなわれる、超ぜいたくな会場で、発表の2500人にはいっていない感じの入りでした。
(こんないばったぜいたくなホールをつくってしまって、聴取料金をはらわんと訴えるとかいっているのは変ですね)二部にわかれており、一部は 退屈な3つの基調講演で、帰ろうかともおもいました。途中で、場違いの
ハープの演奏があり、二部になってパネルデイスカッション。ここに一般から3人、医師二人、厚生労働省の室長1人、マスコミから鳥越氏の計3人。このなかで一般からの”ひまわりの会(関東中央病院)乳がん患者の会”の矢島千恵子さんが地にしっかりと足の着いた、こわいするどい発言で異彩をはなって鳥越氏などの、うわついた発言をたしなめていました。二部は1時間半強しか割り当てられおらず、どうも NHK ?のお役所風のプログラムだったのはおおいに不満でしたが、会場からの十数人の患者の発言は命と直面しているので、ずしんと重みのあるもので、やっとここで、きてよかったと思うことができました。基調講演ははずしてこの部分だけを放送してほしいと切望します(無理かな)。今回、患者の声で”痛みを減らす”ことに要望を多いことを学ぶことができました。パネリストの放射線医西尾医師は放射線はこの痛みを和らげることができることを(説明をすることなく)強調していました。”除痛率”ということばがあるようで、がんの治療法を評価するさいのキーワードとしてこれから加えていくべきなのでしょう。