アメリカは脳研究10年計画のあと 10年緩和研究ははじめたと述べたが
JCAHO(The Joint Commission on Accreditation of Healthcare Institutions 、
http://www.partnersagainstpain.com/index-hs.aspx?sid=22)に詳しいとおもったがが、ここをみても冗長でわかりにくかった。10年緩和研究はクリントンが2001年に署名したらしく、これは彼の功績といってよいかもしれない。熊澤孝朗、山口佳子:愛知医科大学医学部痛み学講座(http://www.aichi-med-u.ac.jp/pain/decade.html)によると
”Decade of Pain”宣言を生み出したアメリカと比べると、日本の「痛み」に対する活動は皆無に等しい”といっておられる。さきにわたしは”アメリカの「痛み」による労働生産力の損失推計は、年額650億ドル(約8兆円)”はなんでも金ではかるのはいかんと述べたが、痛み治療は これだけの規模の医療費の削減につながるという観点もあるので、わたしの考えが浅薄であることを反省した。

シュバイツァー博士は痛み”は死そのものより恐ろしい暴君である”
Pain is a more terrible load of mankind than even death itself.
といわれているらしいが、国内の医師は同意していないであろう。