「ナイナイのお見合い大作戦in魚沼」を見て | ふなもティー・パラダイス

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作曲家船本孝宏の日常を書いていきます。

今更ながら年始に放送された「ナイナイのお見合い大作戦in魚沼」を見て思ったことを書いてみます。
この番組は嫁不足に悩む地域でそこに嫁いでも良いと考える女性との出会いを促進するもので、僕も番組は好きで毎回チェックしています。毎回見どころがたくさんあるなと思い見ております。
この回をみて気づいたことを2つセクションに分けて書いてみたいと思います。

 

【理性をとるか、本能を取るか】
主人公はラジオパーソナリティをしている25歳の男性。
コミュニケーション能力も高く、顔だちも良くやさしい人柄なので多くの女性の人気男性となります。
2人の同い年の女性の間で悩みますが結局はAさんという女性に告白します。
しかしそのAさんもそのラジオパーソナリティの男性に惹かれ話す時間も設けるも、返事はまさかの「ごめんなさい」。
その理由は「理性じゃなくて本能で人を好きになりたいという気持ちにうそはつけないので・・・」というものでした。

 

「理性or本能で相手を選ぶか」というのは恋愛や結婚の大きなテーマとなるものです。

 

「婚活」というのは基本的に「理性」が先にやってくるものです。相手のプロフィール、番組上住んでいる地域、職業(家業が第一次産業という場合も多い)などそのことを踏まえて受け入れられるかということ。

女性の方も25歳なので、本能で人を好きになりたいという気持ちを大事にしたいのも若いが故というところなのかもしれません。もちろんこれが悪いわけではありません。

 

【母と似た人を選ぶ】
男性参加者の中で生花を営む31歳の男性。通称ユリ王子といわれ今風な顔立ちでルックスも良く一番人気男性となります。
たくさんの人から思われながら、ユリ王子が選んだのはあまりかわいいとは言えない(失礼!)22歳のメガネッ子でした。

しかしそのメガネっ子からの返事はまさかの「ごめんなさい」。

ユリ王子がなぜその子を選んだか理由を聞くと「話しやすかったから」と言います。同じJAに携わっていることもあるので、いいパートナーになると考えました。

 

それにしてもでもなんでこの子にしたのだろう?と疑問だったのですが分かりました。

それはお宅訪問でちらっと見えたその男性の母親と22歳のメガネっこがどことなく雰囲気が似ていたからです。

「男性は母親と似た人を選ぶ」とはよく言ったものです。

 

僕自身のことをいえばこれまでお付き合いしてきた女性は、母親に似た人かどうかをかなり意識しています。

そのメガネっこも「好きになった人じゃなかった、好きになった人(上記のラジオパーソナリティの方)からは選ばれなかったから」ということで断ってしまいました。


これも「理性」よりも「本能」で判断したという話になります。

 

ユリ王子は「本能」よりも将来的なことを考えて「理性」で判断したのですが、メガネっこは違いました。22歳と若いがゆえに仕方がないのかもしれません。

 

今回はこの2点は残念な結果に終わりましたが、そう言った2つの観点が良く見える番組でした。