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今日はマヨネーズ作りにチャレンジしました。

 

というのも、我が家ではマヨが欠かせないわりに

ほら、今、お高いでしょ?

買えば高いじゃない、マヨネーズ!

 

ってなわけで家にある材料で作れることはわかってたため

いよいよやってみよう!ということになったのです。

 

料理は化学。酸とアルカリとか、タンパクとか、乳化とか、

目に見えて分かる化学の実験だとワタシの中で位置づけられています。

パンを作るにも温度と酵母と水分と、とかいろいろありますし……

 

水と油が一体化するかもしれない化学実験、それがマヨです。

 

 

素材の基礎はこれ。

卵は最終的に全卵1個と卵黄2個を採用しました。

りんご酢だけではまろやかすぎたので途中で穀物酢も投入。

オイルはアマニ1本まるっと+キャノーラ+大豆油。

 

味付けは塩コショウとオリゴ糖です。

 

クックパッドとかウェブ検索で見るとかなり簡単そうなんですが……

 

 

チャバチャバと音を立てるマヨ生地。

どうやら卵が冷えてたことが原因で乳化が進まなかったようです。

仕方がないので卵黄を1個増やし、

それから、相棒殿のアイデアで湯煎することに。

 

ケーキ生地の泡立ても湯煎するもんね!ってなわけで

湯煎しながらミキサー作業を繰り返します。

 

 

 

徐々にそれっぽくなってきたので

オイルを増やしていきます。

 

油脂分が多いほど硬くしっかりしたマヨになるそうで、

理想のマヨを追いかけてさらにオイル足し足しミキサーブイブイ。

 

 

時々味を見ては酢を足し、塩コショウを足し、オリゴ糖を足し……

チョイと味の素も入れつつ……

 

チョイの間に出来るはずだったマヨづくりは、

余裕で1時間を超えてしまいました。

おかしい…簡単って書いてあったのに……。
 
そして出来上がったマヨは、随分な量に。
 
 
お味は納得いくものではありませんし、思ったより緩いし、
いわゆるマヨネーズらしいくっきりクリーミーというより
どこか半透明さがある素人作りご家庭の味って感じ。
 
いや~、簡単!って嘘じゃん(┬_┬)
 
でも手順をちょっと見直せば簡単なんですよ実は…。
そこを手抜きした自分があかんのや。。
 
 
というわけでここまでやってみたマヨづくりの
コストパフォーマンス考えてみましょう。
 
 
油はかなり量を使いました。
卵は結果的に3個分です。
酢はさほどでもないかな。
 
今、値上がりしてるのは油と卵です。
 
安売りの日で油が最安298円、卵最安168円、ということは
卵が約50円分。油はアマニ油を3割ほど入れてるので、
若干割高になるでしょう。
アマニ油170㎖とキャノーラを300㎖以上、大豆油もそこそこ。
とすると800㎖近く使ってます。
平均900㎖で販売してる油で思えばおおよそ1本分。
 
てことはだいたい298円以上。(アマニ使ってるから)
 
光熱費はちょっとサービスにして……
 
ちょ~~~ざっくり350円以上という感じでしょうか。
 
 
家で作ってこのコストパフォーマンスです。
て思うと、
市販のマヨはいくら高くなったと言っても、
原料費、人件費、経営費用全般を賄わねばならぬところを
すっごいギリギリのところで頑張っているのが分かります。
 
マヨが値上げされず販売されたら
会社と、そこで働く大勢が苦しい思いをします。
めぐりめぐって消費者がおなじみのマヨをゲットできない悲惨な末路も
もしかしたらやってくるかもしれません。
マヨ生産中止になったら原材料を納める会社も斜めになっちゃいそうです。
 
たった一本のマヨに込められたたくさんの人の生活。
 
値上げされても苦しくない程度にワタシが稼げていれば
マヨを値上げされても家で作ることはなかったでしょう。
 
物価を下げるより収入が上がる方が
経済は回るんだなってことを、マヨマヨミキサーしながら考えていた
そんな午後のマヨチャレンジでした。
 
 
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