輪郭 2月の御挨拶 | 占い屋の語り尽くせぬ戯言

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2月です。帯広はここ数年、2月が妙に暖かいことがあります。

地球の基礎体温が上がってきたってことでしょうか?

 

 

さて。

 

神降臨を描いた作品というのは、

なんて言うか…曇り空に光がさしているものが多いです。

 

あと、天界は結構常に争ってますよね(笑)

天使vs堕天使とか。

 

 

光の存在を強く認識する時、人はごく自然に「救い」を意識します。

だから曇り空から光が差したような景色を

美しいと思う、感動するのでしょう。

 

空が黒く澱むほど、光のカーテンが何とも神々しく見えます。

 

光を美しく感じるのは闇があるからですが、

どうやら、人間…ことにスピに生きる方たちは

不要なほど闇や黒を恐れるように思います。

 

自分は常に善であり、白であり、光であると思いたい。

そう言う存在でありたいと願うほど

 

胸に秘めた思いの中に闇を感じずにはいられません。

 

 

しかし、光は闇があってこそ光り、

闇は光があってこそより濃くなるものです。

 

世界が光で溢れてしまったら、影のない世界になったら

個人の枠が崩れ輪郭をなくしてしまうでしょう。

光があるからこそ闇がモノを浮かび上がらせます。

闇があるから光の存在が特別に見えてきます。

 

 

この世界はすべてバランスで成り立っているのに対し、

 

何もかもを統一して

 

世界共通の概念

世界共通のルールと法律

世界共通の言葉

世界共通の食文化

性差の消滅

草食と肉食の分け隔てなし

たった一人の指導者のもとに成り立つ政治

 

そんな風になってしまったら、

何もかものバランスが崩れ世界は狂っていくでしょう。

 

今既にその状態になりつつあるのに、

さらにバランスを欠いてしまったら末恐ろしい世になりそう。。

 

人が何かを統一しようとするほどバランスはおかしくなります。

 

差を生かし、多様性を容認することの大切さは

 

光を求め闇を愛する心にこそ宿るのではないかなと思います。

 

我々が求めるべきは「丁度よし」でしょう。

中庸であり、まんなか。右でも左でもなく、上も下もない丁度よし。

朝があって夜があって、月があって太陽がある。

二極論なんて…という方もあるとは思いますが、

世のバランスは二極を基礎に出来てるのです。

 

悪があるから善が映える。

これもまた真理。