天皇杯決勝、素直に感動しました。 | がんばれ少年・少女サッカー!

天皇杯決勝、素直に感動しました。

2005年元旦、国立競技場で行われた東京ヴェルディ1969VSジュビロ磐田の天皇杯決勝戦と、午前中に前座試合として行われた全日本女子選手権決勝の日テレ・ベレーザVSさいたまレイナス戦を見に行ってきました。

天皇杯決勝のチケットは、浦和レッズの進出を期待したレッズサポーターが買占め完売となっていましたが

、12月28日に突然、「天皇杯決勝のチケットがヴェルディサッカースクール生と保護者用に確保出来ましたので希望者は12月29日にクラブハウスにて販売を致します。」との突然の案内を息子が持って帰ってきた。

当然、ヴェルディSSに通う娘、息子は自分たちのコーチ(ベレーザ現役選手)が出場する全日本女子選手権決勝とヴェルディがいっぺんに見れるチャンスを黙ってる訳もなく、妻をクラブハウスに走らせました。

年末から降っていた雪と、川崎育ちの私としては「昔、ふられた彼女の結婚式に行くような気分」で観戦は気分が乗らなかったのですが、いつもフロンターレの試合に連れまわしている関係で子供達の希望を受け入れ、天皇杯決勝の観戦を決意しました。

当日、Jrやスークール生が陣取るヴェルディ側ゴール裏にて観戦スタート。

午前中の全日本女子選手権決勝は、チケットを買い占めたレッズサポーターがレイナスゴール裏に大挙押し寄せレイナスコールを叫んでいましたが、結局ベレーザの危なげない試合運びで3-1の勝利を収めました。

ウィニングランでゴール裏に来たベレーザの大野忍、近賀ゆかり両選手(息子の担当コーチ)が優勝杯を掲げながら走ってきて息子に渡してくれたのはとっても良い思い出になりました。

午後からの天皇杯決勝戦は、MF小林慶行の退場で数的不利に陥ったヴェルディがGK高木義成のファインセーブや気合の入った全員守備、全員攻撃でジュビロの猛攻を凌ぎ2-1で勝利を収め、1996年の天皇杯王座以来、8年ぶりのタイトルを獲得しました。

山田卓也(宝陽幼稚園サッカー部OB)、米山篤志、平本一樹など1996年以前の黄金時代終焉後に入団した選手たちが勝ち取ったタイトルには、素直に感動しました。

東京移転後に初めて獲得したタイトルは、新しいヴェルディ時代の幕開けになりJリーグの活性化になればと心から思います。

元旦1 元旦2

スーパーセーブのGK高木義成


天皇杯決勝戦試合結果
[得点]
東京ヴェルディ1969 2-1 ジュビロ磐田

[得点者]
【東京V】35分 飯尾一慶、53分 平本一樹
【磐田】77分 西紀寛

[入場者数]50233人