今日は、お外は天気が悪いみたい。

雨は、傘差すのが面倒くさいから、フヂヲは少しキライだったりもするが、

昔は、雨が大好きだったフヂヲ。

中学時代のハナシですけど。

だってね、雨が降れば、

死ぬほどキライな野球の練習が、

室内になるから。

ま、練習がなくなるわけではなかったんだけど。

でも、外で、


バッチコーイ


などと呟いているよりは、まだマシ。

当時、「バッチコーイ」って、何のことか全く分からなかったよ。

「バ」と「ッ」と「チ」と「コ」と「ー」と「イ」で合ってるのかも知らなかった。

だたそう聞こえたから、周りの真似してとりあえず言ってただけ。

だって言わなきゃ、怒られるから。

ちゃんと言ってても、声が小さいと、怒られるんですけど。

数年後、

レイザーラモンHG氏がテレビで「バッチ来ーい」って言ってるのを聞いて、

テレビ画面のテロップを見て、

「バッチ」がたぶんバッティングとかバットのことで、

「バットで打たれたボールよ、来なさい」って意味だったのではないかと、

やっと何となく理解したフヂヲ。

ま、フヂヲ、ボールなんて、

自分のほうに飛んできてほしくなかったから、

そもそも、そんな心にもないこと、言いたくなかったんですけど。

レイザーラモンHG氏の場合は、

来て欲しいのは、

バットそのものだったのかもしれないんですけど。

というわけで、

中学生のときは、

雨が降ると、嬉しくて嬉しくて堪らなかったフヂヲ。

一般的に、雨という天気は人気がないと思うんですけど、

当時のフヂヲは、雨が嫌われる理由が全く分からなかった。

梅雨の季節とか、

キター!!と思って、本当、ワクワクしたものよ。


野球を心から憎んでいるフヂヲ。

いまだに、テレビのニュースなどで野球を見るのすら、イヤ。

でもいちばんイヤなのは、

その死ぬほどキライな野球を無理やりフヂヲにやらせて、いいことしてると信じてた、

うちの親たち、だったりする。

フヂヲの通っていた中学校は超田舎にあって、

部活の選択肢は少なく、運動部だけで、全員入部強制。

そんな中学校自体は、珍しくも何ともないかもしれないけどさ。

フヂヲはそもそも、その地域に住むことになったこと自体、

本当は我慢できなかったんですけど、

それを表明する勇気もなかったわけで。

結局いちばんキライなのは、

そのような状況から逃げ出すことすらできなかった自分のことだったりする。

当時のフヂヲと同じような状況に陥って、

絶望的な毎日を送ってる中学生などがもしいたら、

フヂヲは言いたい。

とりあえず、悪あがきでもいいから、逃げなさい、と。

ひたすら耐えて時が経つのを待つのは、

自分を殺すことにしかならないよ、と。

それは全く自分のためにはならないよ、と。

我慢が美徳なのは、

我慢の先に希望がある場合のみ。

ま、フヂヲ以外の普通のヒトたちは、

新しい環境にうまく適応したり、

ちゃんと何らかの方法で対応したりできるんでしょーけど。

…結局、何もできないのはフヂヲだけ。

フヂヲの助言など、誰もお呼びじゃないですね。

お粗末さまでございました。


って、

なぜか「バッチコーイ」のハナシになってしまったが、

本当は、「いい天気ですねー」という平和なコメントとともに、

以下の写真を載せたかっただけ。


フヂヲのdear_diary@y.city-いい天気
フヂヲのdear_diary@y.city-いい天気2


ゴールデン・ウィークって感じ。