ビクラムヨガり始めて、早2ヶ月(およそ)。
回数的には、10回(およそ)。
だのに、キツさは最初の頃とほとんど変わってないし、
何も成長は見られない様子。
この2ヶ月で得たことと言えば、
なるべく露出の激しい服着たほうがラク、ということくらいである。
そんなフヂヲの、スタジオ内におけるお気に入りの位置は、
一番奥の一番後ろ。
最も暑く最も苦しいスポットだそうだ。
実はそこ、
フヂヲが初回のときに何も知らずに飛び込み、
死にそうになって吐いたという、いわくつきのあの魔の領域
である。
何回か通って分かったのだが、
確かに、そこに陣取ると、もっと入り口の近くなどにいるときより、
遥かに大量に汗かくし、呼吸も苦しい…。
どれだけ汗かくかって言うと、
とりあえず着てる服と下に敷いてるバスタオルはビショビショになり、
その下のヨガマットもグチョグチョになり、
表面が泡立つほどである。
…なんと汚らわしい。
自分の排泄物(汗)にまみれて、
苦しげにヨガるフヂヲ。
あまりにも醜い姿なので、誰にも見られたくないものである。
…って、常時20人くらいに囲まれてますけどー。
いや、まー、誰もフヂヲのことなど、その存在にすら気づいてないだろーから、
いーんだけどさ。
実際(フヂヲの場合は、ですけど)、
ある程度ポーズを覚えたら、あとは自分のことでいっぱいっぱいになるだけなので、
周りのヒトたちのことなんて、全く見ていない。
って言うか、周りを観察する余裕など、ない。
でもそれって実は、
つまり、疲れ切ってポーズすらほとんど取れなくなる、ってことなんですけど。
本末転倒である。
しかし、大量に汗をかくことは、苦しくも快感だったりもするので、
フヂヲはその奥まった所が好きになってしまった。
本来は、ポーズをしっかり取ることのほうが大事、たぶん。
まずは、26個のポーズを自分なりにしっかり取れるようになって、
それから、苦しさに挑戦するべきなのだろう、たぶん。
汗かきたいだけなら、どっかのサウナにでも行け、って感じ。
ま、行かないんですけど。