『笛』と『音楽』 関係性を考えてみた(その3) | 出口煌玲の表現力を高める横笛指導!基礎の徹底により上級テクニックまで伝授!

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僕の個人的な所感です。

■『笛の音楽をする』
多分、笛の演奏の一番オーソドックスなあり方かなと思います。
伝統的に笛を用いた曲(神楽やお囃子など)、
笛の持ち味が生きやすい曲、笛のために作られた曲
笛の演奏ではこういった曲を演奏することが多いし、選曲されます。
『笛を聴かせる』ことが最も大事な目的になるかな。
笛愛好家にもファンにも 最も多く支持されるあり方かなと思います。


■『笛で音楽をする』
主体は音楽、または音楽で表現したいもの。
笛を演奏することは、そのための手段になります。
曲は、笛のために作曲された曲でもなければ、笛を活かすための曲でもなかったりします。
その前提で笛奏者は、笛でもって音楽に臨みます。


笛をいかに活かすか?を考えるようになると、、、笛が概念として『武器化』してくるのです。


そうなると、笛という武器のストロングポイントとウィークポイントにも向き合う必要が出てきます。
それらの使い所と逃げ際を見極める必要が出てきます。


ストロングポイントを強化するのか?制御するのか?
ウィークポイントの逃げ際を見極めるのか?埋めるのか?
演奏テクニック・手法を拡張するのか?絞り込むのか?

必然的に、笛奏者の音楽における存在意義がシビアになるので
笛への向き合い方もシビアにならざるを得ないのです。


パフォーマンスの成功率も『笛の音楽をする』よりはるかに低くなりやすいので、結構なイバラの道になりますね。


僕は、こっちの道を選んでしまったようです。
自分の好きなことを追った結果ですが。

それでも、この世界から『笛を音楽する』『笛が音楽をする』の世界も見えてきたかなと思うのです。

その道に進むにつれ支持者が離れていく可能性もあるかもですね。
それでも、一緒にその楽しさを共有してくださり、支持・応援してくださる方々は、、、
本当に大切な尊敬する方々なのです(^o^)


                   (その4 につづく)


 

 

 

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