父が亡くなって6年経って、
父の車を処分しました。
家族で出かけるときにいつも父の運転する車で
でかけたのを思い出します。
父は60歳頃に禁煙するまでタバコを吸っていたので
父と車に乗ると後部座席でいつも煙たかったな。
父と親戚の家に行くと親戚は農家だったので売り物にならない野菜などを大量にもらってきて
トランクがパンパンだったのを思い出します。
認知症の母が徘徊していなくなった日も父が車に乗って探しに行ったりしました。
徘徊先で保護された母を父と私で迎えに行って
車で母を連れて帰ったけど母は家に入りたくないと拗ねて車に立てこもったり、
いろいろと思い出がつきません。
確か夜に保護されて帰ってきたけど
母は「家に入りたくない」と駄々をこねてその日は母は車で早朝まで過ごし、
夜に駄々をこねていたことを忘れたのか「なんでこんなとこに閉じ込めるんだ」と怒りながら早朝5時にクラクションを鳴らす母。
母を車から降りてもらうように説得するのに疲れて家で寝ていた父と私はクラクションの音で目覚め急いで母を家の中に入れて
眠い目をこすりながら、母をなだめる私。
私は何もしてないのに
「一生懸命娘を育てたなのになんで私がこんな目に合わなきゃいけないんだ!
あんたなんて生むんじゃなかった」
と言われて怒りと悲しさと疲れと眠さでよくわからない感情になったな〜、あれは15年前だったかな
車一つにもいろんな思い出がどんどん出てきます
こうして一つ一つ思い出を整理していくのは
父がいなくなったことを受け入れるために必要な処理なのかもしれません。
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