遊鬱@ripplemirrorshorebird 進化心理学中心の書評など[書評]「したたかな寄生」 https://t.co/aPRBwvROEh 今年の自分の流行語対象に関する書評φ(..)メモメモ
2017年12月02日 00:35
遊鬱@ripplemirror『浜田(寿美男)鑑定は、請求人の自白供述をその内容自体及びその変遷状況のほか、取り調べの時点で捜査官が有していた情報を重要な考慮要素とし、自白以外の他の証拠との関係にも留意しつつ詳細に分析したもの(中略)浜田鑑定は本来裁判官の自由な判断に委ねられるべき領域に正面から立ち入るもの』
2017年12月04日 19:10
遊鬱@ripplemirror承前)袴田事件第一次再審請求を東京高裁が拒絶した理由ー。要は証言分析には専門家はいらず裁判官の心証判断に依るべしという考え方。冤罪がほとんど人質司法に加え裁判官の素人証言分析によるものを考えると罪深さが際立つコメント。 シリーズ刑事司法を考える第1巻「供述をめぐる問題」よりー
2017年12月04日 19:13
遊鬱@ripplemirror出版不況深刻化 漫画単行本の売り上げ激減影響 https://t.co/frm4gpxSi0 @nikkansportsさんから 「約1兆3700億円となり、市場規模はピークだった1996年の約52%まで縮小」ー電子書籍がいくら伸… https://t.co/uMEaS6GZid
2017年12月25日 17:43
毎年、毎年あっという間に終わる。仕事納めは30日しかも昨年のご多分に漏れず、年末年始休むために徹夜の業務が予測されるため早めにアップ―。今年は自身には無縁とタカをくくっていたハラスメント各種に懊悩させられた一年だった(まあ来年も敗戦処理は続くのだけどね)。
今年308冊の読書の中からベスト3を選ぶとすれば、以下の通り(本当に読書家として「は」幸せな一年だった)
心を操る寄生生物 : 感情から文化・社会まで
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心理療法がひらく未来: エビデンスにもとづく幸福改革
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12月読書群の中からのオススメは以下の通り。
供述をめぐる問題 (シリーズ 刑事司法を考える 第1巻)
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このシリーズ刑事司法を考えるシリーズはどれもお薦め。治安・司法について御託を抜かしたいならこれらの知的集積を「前提」として語っていただきたいと切に願います。0巻の対談や各巻を読むと全体的には「治安悪化という虚妄」が晴れつつ有り明るい展望が開かれているのだが、この巻はその限りにあらず絶望に包まれています(TWEET参照)。今年のお薦めNHKブレイブシリーズの主役の一人今村核弁護士も論考を寄せておられます。私が冤罪で捕まったときには今村弁護士に何としてもお願いします―。
今年のマイブームの締め括り、腸は「第二の脳」であるということ。脳内物質の代表セロトニンの95%、ドーパミンは50%を作り出している。この点、私の戯言ではなくshorebird氏の書評を読むのがいいでしょう。
大人のための国語ゼミ
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今年から読んだ書籍の中で、職場でこそ読んで欲しい書籍を置くようにしたのですがこれが3冊目(野矢先生のファンであることはこれまでの取り上げ方から明らかでしょうが別)。「要約」こそ国語力(=他人に伝える文章)を鍛える要、読みやすい文章の作り方など例文への思考過程、具体的添削が丁寧に記されておりおそらく受験生レベルでも役立つ本。