少し前の話になってしまいますが、シルバーウィークに一泊で高野山に行ってきました。
かなり前に司馬遼太郎の『空海の風景』を読んで以来、高野山にはぜひ訪れたいと考えていました。
南海電鉄の極楽橋駅を降り、ケーブルカーで登ると、そこには紛れもなく宗教都市が広がっていました。日本でも希有な場所ではないでしょうか?
旅館も全て「宿坊」(お寺に併設された宿泊施設)で、料理は全て精進料理、朝の勤行を体験することもできました。
壇上伽藍や金剛峯寺、更には奥の院など素晴らしい建造物を見てきました。
密教の世界というのは、何となく理屈では説明できない妖しさを覚えます。
空海という人物の大きさも改めて感じました。
壇上伽藍