最近、通勤時間に熱中して読んでいるのは、池波正太郎の「真田太平記」です。



池波正太郎といえば、「鬼平犯科帳」や「剣客商売」が有名ですが、これらが基本的には短編集であるのに対し、「真田太平記」は全12巻の長編小説です。



真田昌幸、真田信幸、真田幸村の親子を軸としながらも、実在と架空の人物とが入り交じった群像劇になっています。



私が特に感心するのは、歴史的な事実をベースとしながらも、そこに忍者たちの活躍というフィクションを交えており、それが絶妙なバランスで物語が進行するところです。いつも、本当にあっという間に駅に着いてしまいます。



1カ月ほど前から読み始めて既に7巻に突入しました!今は関ヶ原の合戦の真っ最中です。



このペースだと、8月中には読了となりそうですニコニコ