脳に栄養足りていますか?1 | 子どものアトピー・アレルギー体質改善法 ~免疫力を上げる方法~

子どものアトピー・アレルギー体質改善法 ~免疫力を上げる方法~

アトピっこのママがアレルギー(アトピー)情報、これまでのアレルギー対策、うわさのアレルギー商品レビューも。免疫力をあげるための日々の取り組み、食事を掲載。アレルギーとのつきあい方、アトピー肌改善・アトピー対策。ストレス。成人アトピーの参考にも。

脳にいちばんの栄養ってなんでしょう?


第1回目は、脳のエネルギー源について




脳のエネルギー源はなんでしょう?








答えは、ブドウ糖と酸素です。



酸素は、呼吸していれば自然に入ってきますから、


食べて補うものは「ブドウ糖」ですね。




体の中でこのブドウ糖を一番消費する部分が脳です。


体全体の約20%以上を消費します。


その次は心臓で約11%、


筋肉での消費は全体の約20%です。


脳の体全体に占める割合は2%程度ですから、


脳は小さいのに多くのエネルギーを必要とするのです。




脳では肝臓や筋肉などと異なり、


エネルギーの備蓄がないため、


常にブドウ糖は供給されなければなりません。


ブドウ糖が十分に供給されないと、


脳の神経細胞も活発に働くことができません。




ブドウ糖は、糖質やでんぷんの消化により増加します。


体内には、血中に約20gしかブドウ糖を貯蔵できません。


血中に蓄えきれなかった糖はグリコーゲンとして肝臓や筋肉に、


そこでも余った分はは脂肪として脂肪組織にたくわえられます。


血中のブドウ糖が減ると、またブドウ糖として戻され、


血糖値を一定に保ちます。



筋肉や肝臓と違い、グリコーゲンは脳ではほとんど作られないので、


ブドウ糖が緊急に必要になったとしても、


血中から補給されるまでまたなければなりません。




ごはんやパンなどのでんぷん質は、


約2時間前後消費にかかりますから、


朝食をしっかりとっておけば、


このブドウ糖をいつでも供給できます。


脳神経細胞もしっかり働くことができるのです。


人間の体は、午前中にもっとも活発に働くようにできています。


脳の働きも同じです。




では、脳に良い食品については、

脳に栄養足りていますか?2 で。



参考文献


脳をパワーアップしたい大人のための「脳のなんでも小事典」 (@Science)/川島 隆太