自分、職業欄が学生であるだけに、現在課題に追われまくってるわけであります。

 

でも、前回も書きましたが、やはり論じる系のレポートは楽しいです。向こうから与えられた答えではなく、自分の納得のいく回答を創造できますから。やっぱりこの「納得感」が伴うと、学ぶとか行動する際のパワーも計り知れないと思うわけです。そうでないとこんなに記事書けません(笑)

 

「ジョジョの奇妙な冒険」の七部で、主人公のジャイロ・ツェペリは、死刑執行人という仕事が自分に世襲されることになりました。しかし、自分の初めて担当する囚人に対し、死刑を執行することに戸惑いを見せます。その囚人は子どもで、犯罪の現場にいたというだけで捕まり、死刑を命じられたのでした。

 

そのことに疑問を感じたツェペリは「俺は納得感のある仕事がしたいだけだ!」と自分の考え、信念を大切にした結果、その役職から降りたのです。

 

本当に良いシーンだと思います。自分の納得する生き方がしたい。そう考えるのが立場上難しいことへの葛藤は、現代の日本でも全く存在しないとは言えないのではないでしょうか。

 

「皆が卒業したらすぐ就職するから…」「とりあえず皆と同じことしなきゃ…」「仕事超つまんねーけどしょうがない…」ということは多いと思われます。そういった意味で、日本の社会は納得感を持ちにくいといえるでしょう。納得を捨てて、社会の歯車になることを学校から社会から国から強制される構造があり、そこから外れることは「わがまま」「自分勝手」とされるのです。

 

もっと日本社会全体が「納得感」の持つ力を大切にしていいと思うんです。それが伴わない仕事は誰でも出来るレベルからなかなか抜け出せませんから。