相模湾 庄三郎丸 | 平日アングラー釣り日記

相模湾 庄三郎丸

 今年最後の青物

練馬組主催 今年2度目のシイラチャーター船は

今回 駿河湾から相模湾へフィールドを変え

老舗船宿の庄三郎丸をチャーターしました。


実は4日まえに腰を痛めてしまい

歩くのがやったな状態だった


 今回もミヨシはボガ親子で頼むよ....


なんて言われていたが

そんな重責を務めるのは到底無理です~(;´Д`)ノ

なので今回はミヨシはパスしました。


そこで思いついたのが、胴で色々な釣り方を楽しもう

そんなんで今回はタックルの数を増やしてみました





キャスティングタックル2本

ジギングタックル 2本

普段はジギングタックルなんて持ってきません

ミヨシではキャスティングヘビータックル 1本のみです





そんな普段しないことを、したせいか

いきなり船宿から船着場までタックルを運ぶ軽トラに

4タックル全て積み忘れるあせるという汗アクシデント

タックルを取りに行って戻ってくると

ミヨシはビックリマーク満席



ビックリマーク 今日は皆、ヤル気満々じゃん.... グッド!





秋の気配も進み

朝方は大分涼しくなったわけで

シイラの気配もやや落ち着いてきちゃっているようで

回遊シイラは、ほとんど見られなくなりパヤオについているのを

拾って釣ってゆくしかないとのこと


更に、状況次第でカツオ、マグロを狙う

そんな感じでスタート








沖のパヤオをいくつか叩くが

反応なし....

ま~ シーズンも終盤で

叩かれまくっているパヤオではあるが.... 汗


数匹にペンペンは上がってものの

型も出ないし 数も出ない

こんなに渋いなんて予想外だ....







シイラを探しながら船を走らしていると

陽が海面を照らし始めると鳥が海面を水平飛行しだした

それと同時に鳥山も立ちはじめ

気が付くと目の前はマグロボイル !!






時より鳥山を割ってマグロが界面から飛び出したりと

船上も大パニック状態クラッカー

私も思わず腰の痛みも忘れ

マグロボイルに魅せられ

ヒラマサタックルをもって、のらりくらりかたつむりとミヨシにロケット走った


がしかし、聞いていたことだが

マグロはなかなか口を使わない

釣りビジョンで見たいようなナブラなのに

ルアーを負わない

ツナチューンのフローティングペンシル175mmを

セオリー通りのメゾットで引くも

シンキングペンシルのほっとけメゾットも

何をやってもダメ...


何度となく起こるボイルではあるが

同じことの繰り返し

気が付けばミヨシの方が満員御礼で

ある意味、スーパーボイル状態

お祭りだらけでキャストチャンスを逃す始末

ここは一つ冷静を取り戻し

目先のマグロボイルは仲間に任せ

私はミヨシを降りた


ミヨシを降りて一歩下がった場所から

その状況を眺めると色々なことが見えてくる

この釣りの難しさはマグロにルアーを食わせる難しさと

あともう一つはチームワークだ

現状だとマグロボイルに夢中になりすぎて

ミヨシに集中してしまい、皆、各々 好き放題

やりたい放題のキャストをして、互いにお祭りして

トラブっている

お祭りを解いている間

キャストの届く目の前でマグロが跳ねている状態

キャストチャンスを逃している

これじゃ~ 釣れるものも釣れない



よく言われるのが

比較的に釣れやすいボイル

釣れないボイルがあるという

釣れるボイルはイワシボールに

サメとマグロ、そして鳥が

いわしボールに三者入り混じって突っ込んで行っているボイル

このボイルだと魚もパニック状態なので

どさくさにルアーをも追うという


それが今回 残念ながら海上でなく

船上のミヨシで起きていたわけだ.....

ボイルを目の前にすると

ありがちな光景だ...

いままでミヨシに立つことが多かった私にとって

ちょっと後ろに下がったことにより

ある意味、発見というか勉強になった


釣れないボイルと勝手に見切った私は

せっかく持ってきたジギングタックルを試してみた

ボイルがたっているのだから餌となるイワシは

この辺りにたくさいい居る

実際 海面を見るとイワシの鱗がたくさんキラキラと散っていた

表層のマグロがルアーを追わないのなら

その下のレンジを狙おうと

これまた外房ヒラマサで使っているジギングタックル

ソルティガ5000番 ダイワのジギングロッドに

100gセミロングセンターバランスジグ

アシストフック#5をつけて水深30mくらいのレンジから

シャクリ始めた

すると一投目の10シャクリ以内で


 ど~ん !?


強いアタリビックリマーク


当たって直ぐにドラグが回ったビックリマーク

ドラグ設定が!?緩いか

慌ててスプールを軽く抑えてら

グローブの上からでも摩擦熱で熱くなったドンッ



一瞬、マグロが頭をよぎった


今回、用意したジギングロッドは、

硬すぎて御蔵入りしていたハードタイプ

これも功を奏した

が、それをまた、ものすごい角度に曲げてくれる大物でもあった

満身創痍の腰をかばいながら

姿勢を保ちつつ冷静に対処した

上がってきたのは120センチ 8キロのオキザワラ







満身創痍の腰でやっと捕れた獲物の感想は.....


腰、痛て~のに 
      マグロじゃなかったのかよ~ ヽ(`Д´)ノ



でした.....





ヒラマサボイル祭りの参加中ではあるが

ミヨシの役割を、全く...果たせていない息子を


 ちょいパー ちょいパー

手招きして胴に下ろした


実際問題、息子のタックルじゃ

曲がり間違ってマグロがかかっても

上げることは出来ない

マグロに遊ばれてラインを全て出されて

本日終了~ って~のがオチなわけで

ただ、良い経験だと思い

しばらく放おっておいたわけ....





マグロはマグロを上げれるタックルでないと上げれない....

それは、船宿の中乗りさんが言っていた...

私もそう思う 今さっき 大型のオキザワラを釣って

更に確信した


それと、もう少し....

ミヨシで起こってるスーパーボイルも収まらないとね(^_-)


ミヨシの先端でバイルは起こっているが

そのうち鳥山があちらこちらに出来始め

トモからでもボイルが狙えるくらいになった

息子には胴で説明しながら、

まずは伸び伸びとキャストはやらせた

後だとほっとけメゾットが出来る

ミヨシで、ほっとけメゾットをやったら

次々とキャストする中で直ぐに祭ってしまう

いちいちトラブりながら釣りをするより

気楽に釣りができた


そのうち、ボイルも見えなくなり

気が付けば沖上がりの時間

帰りがけにもう一度パヤオチェック

すると薄いながらもパヤオ周りに魚の反応あり

仲間が上を攻めているがヒットはない

そこで息子にさっき私がオキザワラを釣った

ジギングタックを持たせた

パヤオの周りは上も下も魚が留まる場所

今日は上の反応が悪い

ここは最後、本日 一番の釣果を出している

ジギングで攻めることにした


すると....


 ビンゴー !! 恋の矢





大型らしきがヒット

今回、トモで粘っていたヒロさんにもヒットしたが

ラインが切られたらしい

となると、かかってる獲物は.....




先ほどの私と同じように

ドラグ音が鳴り響く

まだまだパワー不足の息子は

右舷から左舷へと獲物に引っ張られていった


その時の動画がコレ

https://www.youtube.com/watch?v=mI1YnxY7_2I


息子が苦し紛れに叫んだ言葉が面白い



そして私と同サイズのオキザワラキャッチ




今回 2尾とも

鋭いサワラの歯を避けて

フックがかかった場所が

私は上唇 息子は端っこにかかってた

それにしてもサワラの歯は凄い

ジグが尋常でない歯型だらけになった




恐るべしオキザワラ 叫び


これで終了

この日は釣れないマグロボイルに俺らが

踊らされた一日となってしまった

でも良い勉強になった

そして、いつも一緒に同船する仲間として

今後の課題も見れた

ルアー船において大切なのは

誰が釣る 俺が釣る

でなく、この船で最高の釣果を出し

皆で誇ることだと思う...

チャンス到来の時に

必ず仕留める力のある者

目の前の魚をかけた後に

対等に魚と張り合えるタックルを持っていること

その者達を皆でアシスト応援することだ

狭い船上で釣りをするとすれば

自然とそうなる


同じ船代を払ってい乗船しているのだから

当然、誰にも釣る権利はある

だが、ライオンと戦うのにナイフ一本で戦うのは馬鹿野郎だ

せめてライフルは必要でしょ


もし自分がこの日にライフルを持っていなければ諦めて逃げる

周囲に持っているものあ居たら、そいつに仕留めてもらい

自分はアシストに徹する

そして仕留めた後には、その仲間と喜び合う

成果を挙げられたのは

ライフルを持っていた者が居たのと

それを応援する仲間がいたからである



正直 オフショア用タックルは高い

が、私は好きな釣りで必ず仕留めたい情熱があるからこそ

頑張って高価なタックルを購入し

万全の準備で釣行日を迎える

ストイックは話だか、どんな魚にも負けないよう

普段から筋トレも欠かさない

それは練馬組主催のオフショアチャーターゲームにおいては

常にミヨシを任されるので

その準備もある

重責を任されるからには

きちんと準備をする

硬いね~ (^_^;) 真面目だね~ (^_^;)

って思われるかもしれないが

乗船する皆に釣果を引っ張ってきたいと思いもあるからだ

だけに、今回は苦肉にも腰を痛め

ろくにミヨシに立てなかったのは悔しかったが


逆に楽な気持ちで伸び伸びと胴で釣りが出来

違う角度から冷静に状況を見定めることができた

いつものようにミヨシに立っていたら

こんな経験はできなかったと思う



また来年 同じ仲間でチャーターするだろう

そこで、今回の反省を生かし

来年は俺らがチャーターする船で

最高の釣果をもたらしたい.....



さて、硬い話はここまでにして

毎年このオフショアゲームは

皆で景品を出し合っての

ワンデートーナメントになっている


はい、言うまでもなく今回は

私ら親子が1位と2位を頂きました






暖かい拍手と色々な想いのこもった拍手を頂きました にひひ



また来年

出来れば 最初からマグロ狙いでやりたいものです

一年がかりでタックルを揃えるぞ グー



番外編


庄三郎丸に本日の釣果で掲載された写真

1本はリリースしたのでブツ持ちを一本のみ

出たがり父親は息子の後ろで背後霊の如くちゃっかり映り込む






番外編その2


帰宅後 練馬組鉄の掟の打ち上げ

昔は、たくさん参加したんだが

今じゃ、いつものメンバーのみ







息子はまだ酒はダメだけど

喜んで参加してくる

今から酒の付き合いの大切さも教えつつ

社会勉強だ

単純に呑みたいだけなんだが

呑み会だけの参加も歓迎だよ~



追伸.....

 今回、ジギングで大物を捕れました
ジギングを指導してくれた外房ヒラマサ仲間に感謝します。

 マグさん、鶴さん、ありがと~ ヽ(・∀・)ノ



ロッド:TENRYU SK702M SK732YT
リール:DAIWAソルティガ4500H 
    SHIMANOツインパワー6000HG
    DAIWAソルティガ5000

ルアー:CB-1 ZERO1 100g
    マングローブスタジオ アトゥーラ120

ライン:PE2号 3号
リーダー:40lb 80lb