和楽器バンド大新年会2018 横浜アリーナ~明日への航海~ | 合掌

合掌

俺の生存記 

1月27日。

待ちに待った和楽器バンドの大新年会に参戦してきた。

 

この大新年会は和楽器バンドの一年を振り返りつつ。

また新しい一年を迎える恒例のLIVEであり今年で5回目の開催だ。

俺がこの大新年会に参戦するのは一昨年の日本武道館からで。

昨年の東京体育館2daysと。

それに引き続き今年の横浜アリーナで。

俺が大新年会に参戦するのは3回目となる。

俺が和楽器バンドを知ったのは2015年。

当時高校一年生の姪からすごくかっこいいバンドがいると。

「天樂」のMVを紹介されたのがキッカケで。

以来ガッツリと俺は和楽器バンドの大ファンとなったのだ。

 

今年の大新年会は俺に和楽器バンドを紹介してくれた姪と。

その姪と双子の甥を伴っての参戦である。

甥は元々自作の洋服を作ったりしているのだが。

和楽器バンドがキッカケになって和装にも興味を持ち。

着物を洋服にリメイクし楽しんでいる。

まぁちょっと個性的なオシャレ男子なのだ。(笑)

姪は甥が自作した古着の着物をリメイクしたスカートを履いていたが。

それは姪にとてもよく似合っていた。

 

南無妙法蓮華経

 

さてそんな双子を連れて会場入りする。

双子と俺の3人の座席はセンターの(一般的にいうアリーナ)A1。

会場に入りステージとの近さに俺達3人はマジかーっと声を出した。

ステージには船を模した大きなセットが組まれていて。

それを座席から見上げる状態だ。

その座席のエリアをぐるっと囲む花道は間近で。

この座席を引き当てた自分のクジ運の良さにほくそ笑んだが。

LIVEが始まってすぐに思ったほどの良席ではないなと思った。

というのも。

センターエリアの真ん中にもステージが組まれており。

花道を渡ったメンバーはそこでパフォーマンスをする。

その場合には俺達は反対向きで見ることになるため。

ほぼメンバーの後姿を見ることになったからだ。

 

とはいえ。

花道の途中で止まってパフォーマンスをしてくれるので。

和楽器バンドのメンバーのその姿を間近で見ることが出来たし。

何よりも間近で見た三味線のべにちゃんが超絶可愛くて。

俺達3人はべにちゃーんっ!!と絶叫した。

俺達の目の前で三味線を弾く彼女は始終にこやかで。

その笑顔からはLIVEが楽しくてしかたがないんだと俺達にも伝わる。

MCでもべにちゃんは。

明日もLIVEをやろう!公園でいいから!と言って。

和太鼓の黒流さんに公園はダメ!と軽くいなされて笑いを誘った。

本当にべにちゃんの笑顔がとても可愛くて強烈に印象に残った。

 

そう。

今年の大新年会は笑顔がとにかく印象的だったのだ。

「吉原ラメント」では。

べにちゃん率いる三味線隊の女性奏者達は。

皆に終始ニコニコととてもいい笑顔が印象的だったし。

「反撃の刃」では。

ボーカルのゆう子さん率いる剣舞隊の演者が皆。

とてもいい笑顔だった。

 

その笑顔が素敵な剣舞隊の中に。

俺の母親と同年代かなと思われるベテラン女子がいて。

その女性の姿がなぜか母親とオーバーラップして。

ジャンプをする度にどうか転ばないようにとか。

頑張れーっと応援する自分がいた。(笑)

そうなるともうそのベテラン女子から俺は目が離せなくなり。

ここで転んだり万が一花道から落ちたりしたら。

自分のせいで和楽器バンドのLIVEを壊してしまう。

絶対に失敗はできないそういうプレッシャーの中で。

あのベテラン女子はパフォーマンスをしているんだ。

この日を迎えるまでに相当の練習をしただろう。

思うように踊れず泣きたい日もあったはずだ。

それを乗り越えて今。

ベテラン女子は花道で俺達に笑顔を振りまきながら舞っているのだと。

これはすべて俺の勝手な妄想なのだが。

それにも関わらず胸が熱くなった。(笑)

 

今年のLIVE Tシャツは。

箏のいぶくろ聖志さんをイメージしたもので。

「調弦の鬼」という文字が入っている。

なぜ「調弦の鬼」なのかというのをMCで話してくれたのだが。

曲の転調に合わせ箏を調弦(チューニング)するのだが。

実際に今演奏されている曲を弾きながら。

同時に6曲先までを考えていぶくろさんは調弦を行っているという。

まさに神業まさに調弦の鬼である。

和楽器バンドのメンバーをはじめ。

このステージに立つすべての方達は皆。

日々の鍛錬と努力を重ねているのだ。

俺も頑張らなければと喝を貰った。

 

そして。

今年の大新年会にはサプライズがあった。

一青窈がスペシャルゲストとして登場したのだ!

俺は一青窈のファンでもあるのでこのサプライズはすごく嬉しかった。

中国や台湾で愛されている曲「東風破」の。

日本語訳詞を町屋さんが。

リスペクトしている一青窈に依頼したことが縁になったとのことで。

その「東風破」をゆう子さんと一緒に歌い上げた。

一青窈の独特の歌声は心を揺さぶる。

一青窈が和楽器バンドのバラードを歌ったら。

どんな風になるのだろう。

あぁ聞いてみたいな。

 

合掌

 
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