3日目はね、楽しみにしてたシュノーケリングの日でね。
場所は恩納村という所にあるナビービーチだ。
バナナボートに乗せてもらって沖まで行ってサンゴ礁のスポットでシュノーケリングするんだ。
予約制で4000円かかる。
多少の雨なら決行するんだ。
ここで、晴れ男森崎の力を存分に発揮する事になった。
2日目は土砂降りの予報で見事に雨。
3日目は雨時々曇りって予報だった。
確かに着いた時点では曇ってた。
しかし、俺が海パンを履きウェットスーツを着こむと…
やっぱ持ってるわ俺。
5月だけど、すごく暑くなってね。
快晴か土砂降りの両極端なのも俺らしくていい。
中途半端な小雨とか1番下がるからね。
シュノーケリングの映像は水中カメラで撮りまくったんだけど、ここには載せれないんだよね。
でも本当に感動!
またすぐにでも行きたいもん!!
綺麗な魚に透明感のある海。
あれは自分で覗いてみて体験してほしいな。
インストラクターの男女が何人かいるんだけど、真っ黒よ。
真っ白の俺と並んだら本当オセロ。
マジでね。
次に行ったら別のビーチにも行ってみたいんだ〜
そして、昼飯はここ。
ひそかに楽しみにしていたんだ。
沖縄のご当地B級グルメとでも言うのか。
キングタコス金武本店。
すぐそばにキャンプハンセンという米軍基地があって、外国人客も多い。
この金武町という所はいたるところに米軍基地の人向けのスナックやら飲食店やらタトゥーを入れる店などがある。
それなりに恩恵を受けてる町なんじゃないかな。
差別するわけじゃないが、米軍基地の近くに自分の家族や子供を住まわせたくはないね。
ほとんどはまともな軍人だとは思うが、アホなのもたくさんいるだろ。
ふとそんな事を思いながら1番人気のタコライスチーズ野菜を注文。
出てきたのがこれ。
これね、写真だとボリュームがわかりづらいんだけどすごいのよ!
ご飯3膳分は間違いなくある。
味もいい意味で安っぽくて俺は好きな味。
トマト、キャベツにとけてないチーズがたっぷりのって、コンビーフみたいなミートソースみたいなキーマカレーっぽい表現しにくい物がのってる。
これね、旅行だったから1人で全部食べたけど普段なら2人で一個でいいかな〜
タコスじゃなくてタコライスだからね。
タコライス以外にチキンフライライスと言って、チャーハンみたいのがベースでその上にチーズ野菜などをのせれるメニューもあるんだよ。
俺はそっちも味見したけど、そっちの方がコッテリしてて好きかな〜
これ、北海道で言う所の何にあたるのかな〜
沖縄の中にキングタコスは5.6店しか無いんだよな。
北海道の釧路の泉屋のスパカツとか函館のラッキーピエロとか帯広のインデアンカレーのような愛され方をしてる店だと思うな。
価格設定もリーズナブル。
食べる価値ありだ。
3泊4日という限られた時間で沖縄本島を満喫しようとしてるから余分な時間など無い。
金武から高速に乗って一気に南下!
南城市にある斎場御嶽というパワースポットへ。
ここはね、俺みたいな性格の人間からすると最も苦手なジャンルの観光地なんだけど、1つ言えるのは必ずスニーカーで来るべきだという事かな。
ここね、サンダルだのヒールだのでは無理だ。
案内所でスニーカーを貸してくれるみたいだがな。
麓で切符買ってから10分くらい登って、そこから涼しい森林の中をさらに登る。
その途中途中にスポットがあって、説明書きもあるんだ。
要は国王の食事場だったのか、安らぎの場だったのかそんなとこだ。
昔は男は入れない場所だったようだ。
いろんな説明聞いてもよくわかんねーんだよな。
神妙な場所ってのは俺みたいなおしゃべりでうるさい人間にはちょっと苦手だった。
でもね、沖縄ってのはどちらかというと北に華やかな観光スポット、南に歴史的な観光スポットがあって南の方が沖縄の悲しい面や神秘的な面が見れて勉強になると思うの。
逆に南ばっかだと暗くなるからバランスよくまわろう。
一旦、那覇に戻ってきて夜の宴会まで時間が微妙にあったから、乗ってみたかったゆいレールに乗ってきた。
ノースフェイス背負った学生とかけっこう乗ってたよ。
那覇空港と首里を結ぶモノレールなんだ。
都心部に住んでないとあまり利用しないかもしれんね。
向かったのは、これも行ってみたかった首里城。
しかし、19時から国際通りで宴会で17:30に首里に着いたんじゃ全くゆっくり見れないよね。
なんか改装中らしくて透明のシートをかけられてた。
もう駆け足で見てまわったから首里城の事は中身は全くわからんかった。
国王にも、お前ら随分素早く見てまわるなって言われたよ。
この首里の国王ってのはさ、日本が鎖国とかやってたような時代から独自に色んな国と貿易をやってたみたいなんだよね。
そういう事にまつわるオブジェがたくさんあったが、そういうのも一切見れんかった。
30分くらいでとりあえず城内だけ見て城を出たらすぐにタクシーで首里駅に行き、ゆいレールで国際通りまでとんぼ返りだ。
そのタクシーの運転手さんが面白い事を言っていた。
日本で多い名字といえば何ていう名字かな?
おそらく、佐藤、鈴木、田中、森崎あたりだろう。
沖縄は全然違ってね、金城、宮平、比嘉なんだってさ。
金城と比嘉は野球選手にいるけど、宮平って人は周りでも見たことない。
やはりこういう面も本土とは違う。
沖縄を満喫するにはあと2日必要だと俺は考える。
しかもそれは本島のみの話しだ。
石垣や宮古島が入ってくるとまだまだ時間が必要だよな〜
沖縄最後の夜の宴会は、もう北海道でインターネットで調べてジャケ買いしたような居酒屋、琉歌という店にした。
ここの魅力は手頃な価格で沖縄料理が楽しめて、しかもテラス席というのがある。
そしてそのテラス席に向かってガンガン、エアコンで冷風を送ってる!
もうエコのエの字も無い営業方針だね。
それはそれで沖縄らしい。
ただ俺は沖縄の普段の気温を感じながら飲みたかったから、あえてエアコンを止めてもらった。
その方が暑いけど、音も無いしビールも美味いのよ。
デカいシーサーが迎えてくれる。
そして、予約していたからこんなメッセージ付きで。
接客も料理もかなり良いレベルのお店だよ。
国際通りの一本裏の道沿いにあるから行ってみるといい。
オススメはラフテーや海ぶどう、いろんなチャンプルーだ。
沖縄のチャンプルーってゴーヤだけじゃないんだよね。
ソーメンチャンプルみたいのもあったり、楽しいよ。
あと、オリオンビールに対しての考えも変わるよ。
沖縄の名護に本社があるオリオンビールは北海道で飲もうと思ったら缶ビールで飲むじゃない。
だからイマイチだと思うけど、沖縄ではジョッキで出してくるからめちゃくちゃ美味いのよ。
やはりビールは生き物だ。
こっちではクラシックやスーパードライもオリオンビールには敵わないだろうな。
というか、居酒屋にはオリオンビールともう一種類くらいしか無かった気がする。
郷に入ればという意味がわかるよね。
その後、また屋台村に行ってしまった。
1人で入った屋台で泡盛が200円て書いてあって、ロックは死ぬと思ったから水割りで頼んだら、酔いすぎ。
キツいわ、これ。
沖縄の若い人らはこれをソーダで割ったりして飲んでた。
俺には無理だ。
その屋台で隣に若者達が座ったんだけど、そのうち1人がバスケやってて何か意気投合しちゃってさ。
みんなで飲んでたんだけど。
そのうちの1人が言ってたんだ。
沖縄関連のニュースで流れてることには本音と建前ってのがあって、米軍基地付近で米兵出て行け的なデモとかしてる人いるじゃない?
でもそれは建前でありごく一部で、デモをしてる人間は地元の人間じゃない事も多いらしい。
本音を言うなら沖縄の雇用は基地で成り立っているから、いてくれないと困るっていう考えもとても多いというか、ほとんどらしい。
それもとてもわかるよね。
すごくデリケートな問題だと思うな。
アメリカ兵のゴロツキみたいのが2つの意味で基地外で事件起こすじゃない。
これを日本の法律で裁けないのも沖縄の人のストレスの1つだ。
本当はもっと伝えたい事あるんだけど、書くのは限界かな?
こんな時、ラジオとかやってれば楽なんだけどな。
3軒目で自分と全く同じ短パンを履いてる若者を発見したから呼び寄せて一緒に飲んでみた。
岡山の消防士で、大学の同級生の結婚式で沖縄に来たそうだ。
これを撮ってくれたのはその同級生夫婦。
ずっと笑ってた。
笑うしかないじゃん、この短期間に小さな島の屋台村で同じ短パン履いてる人間が出会っちゃったんだから。
そんなわけで楽しい楽しい沖縄の夜は終わったよ。
朝食付きのホテルだったから、毎朝しっかり食べていたんだ。
ゴーヤチャンプルと、ご飯の上にのっかってる肉味噌ってのが沖縄らしくて美味しい。
レンタカーを返して、空港に行きお土産を購入する。
沖縄の土産なんて空港でほぼ全て手に入るよ。
まぁ国際通りにもいろいろあるっちゃあるけど、生物とかは鮮度があるから最終日に空港で買うのをオススメするね。
沖縄の土産といえば、泡盛とか海ぶどうとか、雪塩ちんすこうだの紅芋タルトだのを想像するでしょ?
でもそういう物は逆にけっこう貰ったりするから飽きてるとこもある。
今いいのは紅芋生タルトといって冷凍状態で渡されて6時間経つと食べごろになっているという優れものだ。
紅芋タルトと同じ御菓子御殿の商品だが、生タルトになると一味も二味も違うよ。
あと趣向を変えて琉球グラスなんてのはどうだろう?
あの技術はすごいと思うな。
今は海外に技術を伝えて、現地で作ってる琉球グラスもあってそっちの方がランクは低くて安いんだけど、本家の琉球グラスと遜色ないよ。
オシャレで綺麗だから女性には喜ばれると思うな。
定番はロックグラスだけど、ジョッキとかワイングラスもあるんだよ。
いろいろ買って飛行機に乗り込んだら、またけったいな雨雲が。
晴れ男が帰ろうとすると雨が降ってくるんだなぁ〜
俺もお土産はたくさん買って来たけど、自分の父親には定番のこれ。
スターバックスのご当地マグカップ。
あとホテルでサービスされてた沖縄タイムス。
北海道新聞みたいなもんで、沖縄タイムスも沖縄の時事を中心に書かれた新聞よ。
意外とレアでない?
なかなか読まないでしょ?
旅行先でご当地の名前を書いたマグカップを要求されたらこれを買うのが手っ取り早い。
スタバはどこにでもあるし、安っぽくはないからね。
今回の沖縄旅行をまとめると…
「マツダのデミオはとても良い車!」
という事になる。
沖縄は生きてるうちにあと3.4回は行ってもいいと思ったな。