もち麦 人気について知っておきたいこと! | ターくんだょ!@J A K B E

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もち麦は

もちムギ

ハダカムギ(裸麦)は、オオムギの粒の皮裸性(実と皮の剥がれやすさ)に着目した系統名のひとつで、オオムギの品種のうち実が皮と癒着せず容易に離れるため、揉むだけで皮が剥けてつるつるした実が取り出せる品種群のことをいう。

ハダカムギはオオムギの原種に近いカワムギの突然変異が固定されてできたオオムギの変種である。

※小花が6条ずつ並んでつく六条オオムギ

※穂に小花が2条ずつ並んでつく二条オオムギ(主にビールの原料になるのでビールムギとも呼ばれる)

※ハダカムギにはコメと同様にうるち性の品種以外にもち性の品種のもち麦がある。

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日本では

ハダカムギは容易に皮を剥いで実が取り出せ食用に好適であることから、日本では戦前から精麦が食用に流通し、押麦(大麦の外皮を剥ぎ蒸気で加熱しローラーで平らに加工したもの)を白米に混ぜて麦飯にしたり、炒って粉に挽いてはったい粉(麦焦がし)にしたり、炒ったものを煎じて麦茶にするなどして日常食として消費されてきた。また押麦が普及する大正時代以前は、粒のままでは米に比べて煮えにくいハダカムギは、あらかじめ茹でて水に浸けておいたえまし麦や臼で荒く挽き割った挽割麦の形にして煮えやすくしたものを麦飯や粥、雑炊などに調理して食される、米の不足を補完する主食のひとつであった。

しかし、近年は米飯に比べて食味が劣る麦飯用のハダカムギの需要は少量に限られ、代わって麦味噌(大豆とオオムギを発酵させた味噌)の適性が高く評価され、生産量の大半が麦味噌の原料に用いられている。また、流通する精麦の主流は、従来の押麦から、黒条線(麦種子が形成される際の水分や養分の通り道である腹溝由来の麦粒の黒い線)に沿って切断した切断麦や黒条線で切断して米粒状に剥いで米と混ざりやすくした米粒麦に変わりつつある。

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海外では

チベットではハダカムギを炒って粉に挽いたものがツァンパと呼ばれ、チベット人の伝統的な主食となっている。 チベット人はツァンパにジャ(チベット語でバター茶のこと)を加えてこねて団子状にしたものを食べる。また発酵させ酒とし飲用する。

欧米ではハダカムギは主にブタやニワトリなどの単胃動物の飼料用として利用されてきたが、最近では食物繊維のβ-グルカンを多く含むことなどハダカムギの健康機能性が注目され、新たに食用の需要が出てきている。
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もち麦

イネ科の穀物の中でイネやオオムギなどには、含まれるデンプンに粘り気が少ないうるち性(粳性)の品種だけでなく、粘り気が多いもち性(糯性)の品種があり、もち性のハダカムギはもち麦と呼ばれる。うるち性品種はデンプンの成分のうちアミロースの含有割合が比較的多いのに対して、もち麦はアミロペクチンの含有割合が多い。もち麦の歴史は非常に古く、紀元前3,000年頃までには西南アジアで栽培化され、その後ユーラシア大陸全土とアフリカ東北部に伝播したが、現在もち麦を栽培しているのは日本など東アジアだけである。日本のもち麦の在来品種はすみれ色の穂をつけるため、収穫期のもち麦畑は一面特有のすみれ色に染まる。

用途

日本では主に四国、中国、九州の水稲もち米がとれにくい地域を中心に昭和初期まで広く耕作され、もち米の代替品として麦米や餅、団子にして自家消費されるケースが多かったが次第に作付けされなくなっていた。しかし、最近は餅・団子類以外にも、麺や煎餅などの和菓子のほか、パン、クッキー、ロールケーキ、カステラなど、もち麦の特性を生かしたさまざまな食品の原料として見直され、新たな用途が開発されつつある。
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アミロースフリーもち麦

もち米と在来のもち麦のもち性には差異があり、もち米はアミロース含有率がほぼゼロ(アミロースフリー)であるのに対して、もち麦はアミロースを5%前後含みデンプンがやや「硬質」である。ただし、ハダカムギには在来のもち性品種だけでなく、突然変異で得られたアミロース含有率がほぼゼロでもち米とほぼ同等のもち性を持つ系統(四国裸97号など)があり、もち性の高さを活かしてアミロースフリーのもち麦の地域特産食品などへの利用が今後拡大する可能性がある。

低ポリフェノールもち麦

また、農業・食品産業技術総合研究機構 近畿中国四国農業研究センターでは、突然変異で得られたプロアントシアニジンフリー遺伝子を持つ海外のビールムギの系統を交配親として、プロアントシアニジンフリー遺伝子を導入したもち麦の系統の育成を進めている。もともともち麦はうるち性品種に比べて麦飯として炊飯したときの食感や食味に優れており、日本での栽培適性がある低ポリフェノールのもち麦の系統が作出され、米飯に比べて麦飯の食味や白度が劣る主な原因となるもち麦のポリフェノール高含有の問題が解消されれば、白米のように炊飯時の加熱や炊飯後の保温を経ても褐変しない白くて美味しい麦飯が、将来日本の食卓に上る可能性がある。

最後に
ダイエットに効果があると言っても、薬や他のサプリメントなど服用してる方は効果がうすいかもね?