兄貴Aさんの奥さんは忙しそうにしているので、何かお手伝いしたいと思い、奥さんの尋ねると「大丈夫よ!あなたはお茶を飲んだり休んだり、テレビを見てもいいのよ!」と言われてしまうので、やることがないので、暇を持て余していた。

 

翔は、M会の会合だかなんだか、兄貴Aさんと出掛けてしまっていて、夜遅くにならないと帰って来ないのだ。事務所にひとりで行くのも嫌なので、この家にいることにしている。

また、奥さんと世間話でもしようかな?

私が話しかけると、奥さんは家事をやりながらでも答えてくれるので助かった。

 

奥さんは兄貴Aさんが極道とわかると、結婚は拒否していたらしい。ところが、兄貴Aさんは「俺と結婚をしなかったら、お前の家族や親戚を皆殺しにしてやるからな!」と言ったそうである。

それを聴いて、本当かな?と思った。つまり、奥さんは今でも兄貴Aさんにぞっこんなのに脅されて結婚したというのは違う気がする。

 

深夜になって、兄貴Aさんと翔はお酒に酔って帰って来た。翔は何だか有頂天になっている。わけを聴いてみると、その会合にはコンパニオンもいたという。そのコンパニオンの女性たちに翔は人気があり、かなりモテてしまったという。

 

M会の理事の男性などに組で頑張ればいくらでも女を抱くことができるんだから、若いのよ!頑張れと言われたという。それで、翔は図に乗っているわけだ!私はそんな男の女房になる気なんて、まったくないんだから!

 

それから1時間後辺りになると翔は大いびきをかいて寝てしまった。ところが、隣の部屋では兄貴Aさんと奥さんのSEXが始まってしまった。奥さん!結構、周りを気にせずに声を上げている。快感なのはわかるけれど、私たちも同居していることを忘れ過ぎているなー

 

 

やっぱり、奥さんは兄貴Aさんのことが大好きなんだろうね!

私は覚めた心で、状況を把握していた。