哀しみの涙はやがて哀しみの川を作り出す。

“生きる”というのは楽しいことばかりではない。辛くて苦しいことにも直面する。その度に心に傷を負い涙を流す。心が不安定で肉体が“軽く”なったり“重く”なったりする状況下で少しづつ哀しみを受け入れ、その哀しみを“過去”として整理することが出来た時に人は新たな場所へ翔び発つことが出来るのだと思う。



今日、“笑っていいとも”のテレフォンショッキングに“柳沢慎吾”氏が出ていた。“柳沢慎吾”氏を見るたびに思うのだが、本当に素晴らしいサービス精神だと思う。お客さんへの立ち振る舞い、細かい表情の変化、無駄を超越した大きなアクション、そして見事に整えられたテクノカット、本当に素晴らしい。テレフォンショッキングのコーナーが終わる頃に“柳沢慎吾”氏は席を立ち舞台中央に身構えカメラに向かって親指を立て『あばよ!』と叫んでウインクした。

素敵すぎる。

本当の“かっこいい”をボクは“柳沢慎吾”氏の中に見た。

明日のゲストは“哀川翔”氏だ。

哀しい川から翔び発つのだ。

そして“過去”に叫ぶのだ。



『あばよ!』と。