【懐かしい。】





年が明ければ12年目になる。色々ありました。ケンカもしました。まぁ“ケンカ”と言っても“喧嘩”ではありません。“小競り合い”に近い“ケンカ”です。とばっちりを受けた“ドラム担当のナカムラマン”が悲惨でした。危うく“遊戯王”の“デュエルカード”を万引きするハメになるところでしたが、その時は無事に代金を支払ったのでポリスの世話にならずに済みました。当初は1ヶ月に1回から2回は集合し、スタジオで1時間ほど真剣に練習をしていた。そしてスタジオ練習が終わると必ずメンバー3人で深夜まで呑んだくれていた。スタジオ練習1時間に呑み7時間という濃厚なスケジュールを余裕でぶっこいでいた。呑んで酔っ払ったリーダーは武闘派になる性癖がある。深夜、シャッターの閉まった商店街を歩くリーダーは酔っ払った勢いで商店街の鉢植えの植木を次々と背負い投げし、たまたま通り掛かった近所のマッチョ・マンに絡まれ“ヘタレ”を真っ当したこともあった。懐かしい。他にもドライブしている間に気がつけばメンバー全員が半裸になっていこともある。懐かしい。もちろん下半身が半裸に決まってい
る。他にも“道を極めたプロ”にはなれなかった“セミプロ”な風貌のオッサン2人組に金属バットで殴打されて“急襲される恐怖”を体験したり、本来なら“尊敬の眼差し”で見られないといけないはずの“リーダー”という“肩書き”を持つメンズが“野外でピシャピシャの脱糞”をしてしまいボクがコンビニへ“ティシュー”を買いに走ったりしたこともあった。懐かしい。ちなみに“その時のリーダー”は“葉っぱ”で“尻拭い”の“限界”をボクに訴えていた。懐かしい。振り返らずとも本当に腹がよじれる年月だった。この度2008年12月27日(土)、わたくし“のしのすけべ”は勝手な理由で“某バンド”から脱退しました。それと同時に“某バンド”は活動を終了することになりました。今までお世話になったバンドさん、イベンターさん、ライブハウスのスタッフさん、チンチンを見る為にライブに来て下さった皆さん、ありがとうございました。“某バンド”は活動を終了しますが、“公然猥褻の履歴のタイトルを保持しつつ、ポニョを歌う幼女を性的な目線で見れる”と豪語しているリーダー、“20代前半の頃、メンバー3
人でジャンケンをして負けたヤツ1人はパンチパーマをあてること”という宴席での悪ノリゲームに見事な敗退をしたが“男涙で本気泣き”を披露しパンチパーマを逃れたナカムラマン・マリポーサ、“ヘアーサロン”で“小池徹平”の写真を指差して『これと同じにして下さい!』と自分に泥酔した発言を堂々とできる“いつも新品に見えるぐらい綺麗なスニーカー”を履いているマロ、彼らのバンドがスタートします。ボクはチャチャを入れるように応援しようと企んでいます。3人に内緒にしていることがあるので、この場をかりて告白しようと思います。



【チンチンのデカいリーダーへ】

ボクがバンドを辞めると告げた時、貴殿は『今まで迷惑かけたな。ごめんな。うぅ…』と涙ぐみながらボクに謝りましたね。でも、迷惑をかけたのはボクの方です。もらい泣きしそうになったけれど、涙をこらえる貴殿の顔面が“真冬のキンタマ”みたに引き締まってシワシワだったので泣けませんでした。あの時の涙をこらえるキンタマは一生忘れません。



【資格を取る性癖のあるマロへ】

資格を取るために勉強しすぎたら賢くなるから気を付けなアカン。人間大事なんは“アホ”になれるかやと思うので。それよりも早く“エロ眼鏡”を買いに行かなアカンな。しかも高級なやつ。ほんで“ドスケベ兄さん”て呼ばれる資格を早く取ろか。とにかくマロは“小池徹平”より“バッファロー吾郎の片方”と“AVアクトレスの乃亜”が性交して産まれたような顔面をしてるね。ボクは乃亜が好きなので複雑や。




【ハゲムラ君へ】

宴会の日、貴殿の上着の胸ポケットやカバンの外側のポケットには“お土産”がたくさん入ってます。もし気がついていないのなら今ごろは発酵して異臭騒ぎを起こしているでしょう。クリーニング代はリーダーから請求して下さい。



約12年のバンド生活は色々ありすぎて大変でしたが、とても楽しい日々でした。関わった皆さん、ありがたまきん。

なんしか愛してる。

 2008年12月31日
 関西紳士保安協会代表
 某バンド ベース担当
     のしのすけべ