いよいよ小学校を卒業。



半年ほどしか通っていない学校の卒業アルバムをもらう。

僕は集合写真には写っていない。


卒業式、

皆は泣いているが、
申し訳ないがその感覚には追いついてゆけない。



やはり、福岡の連中が、頭をよぎる。



なんだか、中に浮いた感じのまま、



中学へと進む。




春休みに福岡に帰った時、はじめてアルバイトを経験する。


は・・はやくね??


北九州八幡で、母方の伯母さんが喫茶店レストランをやっていて、
福岡に住んでいる時は、夕食をよく食べに行っていた。


その伯母さんがなかなか、勢いのある人で、


「たかちゃんも、中学生になるんなら、
自分でお金を稼ぐ事を覚えた方がいい!」


とのことで、ウエイターをやった。


お客さんもとまどっていたようだ・・。




そして、入学式。



毛呂山中学。


小学校入学時と同じ事を思った。


中学からはさすがに厳しくなるんだろうな・・


と、弱冠、緊張気味だった・・・



が・・



やはり、そうでもなかった。




「先生、そりゃあ悪がきになめられるよ・・」


と、思った記憶がある。


担任は若いか弱そうな女の先生。


完全になめられていた。



部活は陸上部に入った。

福岡でクラブに入っていたので。



そしてそして!


我が家にとうとう、




CDラジカセが!!




Panasonic!!



父と一緒に買いに行った。



で、CDラジカセ買うんだから、CDが無いとね!?


ということで、父がなんとなく選んできたのが、




Abbey Road/The Beatles


タカスィの記憶




別に父はビートルズが好きなわけではなかったが、
なんとなく手に取ったのだろう。




これが、僕の運命を変えた・・・



といっても大袈裟ではない。




最近まで僕が選んだと思い込んでいたが、

よくよく思い出すと、父が選んだ物だ。



このブログをはじめて気がついたのだが、

文章に書き出すと、思い出す記憶というのがある。





そしてそしてそして!!!




決定的な男と出会う。