世界史部分だけ、どのように書かれているのか読みたくて、
中古本を、全額楽天ポイントで買いました。つまり、ゼロ円♪





結論からいいまして、ヨーロッパ アラブ アフリカ 北アメリカ の歴史は細かい。しかし、アジア、とりわけ、日本には一ミリぐらしか興味がないらしい。古代に栄えていた中国やモンゴルには興味があるらしい作者が書いている。このかた、

たんなる教育パパさんです。




ホームスクーリングをしているのは個人の勝手なので良いとしても、

元ジャーナリスト、また、教育出版社の社員、なので(ディアゴスティーニみたいな会社かな?)

自然科学についても

歴史についても

専門家クラスの第一人者ではありません。


これ、イギリスの学会の人は怒っているやもしれず…


しかし本は売れています。




イギリスでは歴史を年代を追って習わないから、日本の歴史の教え方のほうがわかりやすい。と、イギリスの大卒の人が言うそうです。

日本で高校までに世界史を履修した人は知ってることばかり載ってます。歴史の便覧レベルです。


ですので、イギリスの教育を受けた人には新鮮なのかもしれませんが…ぐらいの本といえると思います。



これは、今公開中の『キングダム』で描かれている、秦が統一した時代の中国だよ。始皇帝の似顔絵がこれ。吉沢亮くんに、似てる??ww

秦は、めちゃ残虐な国だったんだよ、と書かれています、まぁそれはそうだったのかも…



ヨーロッパ列強による、アフリカ分割。習いました。



アンクル・トムの小屋。ストウ夫人。習いました。



スペイン無敵艦隊を破ったエリザベス1世時代のイギリス。習いました。



ハイチ独立。かつてフランス領だったのは知っていました。



セシル・ローズ(イギリス人)。習いました!

このページに書いてあるように、貴重な地下資源や綿花などの原料(コットンの衣類になる)を安く供給し、しかも加工品を買わせられる市場として利用されたんじゃたまったものではありません。

今でも カカオを安く売って加工されたベルギーチョコレートを高く買わされてる事実、ありますよ。一次産品は安く、工場で加工された製品は高い。原料は先進国に売らずに自国で加工して加工品を売ればいいんだか、工場がない。雇いたい優秀な労働者が居ない。学校が足りてない。教育が行き届いていない。アフリカ諸国の土地は欧米先進国の欲しい作物ばかり作らされるプランテーション農業が根付いたせいで長期に亘って割を食ってきたんです。


最後の方にお役立ちページが!参考文献です。


日本語訳が出ている本がこんなにたくさんある!

これらを直接読むより平易に書かれたのがこの本、ということなのかな…


第二次世界大戦については、ヒットラーなどの悪のリーダーがどう描かれているか、買ってお読みください!!

太平洋戦争時の日本は1文で片付けられている上に、悪く書かれています。敵国でしたもんね。


歴史本は複数読んどくもんです。あくまでご参考までにいかがでしょうか^_^。