■名前外しはエゴを静める
名前外し。知らない方も大勢いると思います(というか大勢みてくれているのか笑)。
名前外しは、セドナメソッドにヒントを得て、私が思いついた、エゴを静めるメソッド、つまり方法です。
前の記事でも書いたように、叶えるには、基本的に引き算なんですが、エゴがあまりにうるさいと、じっとして
いい気持ち、穏やかさ、静けさを味わうのも、難しいです。
(それでも、淡々ととそのうるさいエゴや思考や気持ちにただ気づく方がホントはオススメです)
私は元々メチャクチャエゴがうるさくて、大変でした。多くのの【メソッド】の特徴は、
【内向き】のものが多いです。見た目、何かをするようなメソッドでも、働きかけ先は【内】。
その時に、エゴがうるさいと【内】に向かえない。
セドナメソッドは、そのエゴのうるさい活動を静めるかなり有効なものです。【名前外し】は
セドナメソッドの兄弟といってもいいかも(協会のかた勝手にスミマセン)
名前外しを行うと、エゴはかなり静まります。
(というかエゴが騒ぐための道具を奪うので、結果、エゴは騒げなくなり、静かになります)
■エゴの支えは思考。思考の支えは言葉。
質問です。
あなたは、今朝のご飯について【言葉を使わずに】説明出来ますか? 味や見た目、食感、食べ物の種類など
もろもろ全部を、言葉を使わず、説明出来ますか。
これは、当たり前ですが、出来ません。
「何食べたっけ?」「どんな味だったろう・・・」
こう【考える】には、言葉やモノの名前が必要だからです。
思考を支えるのは言葉・名前です。そして、あなたが悩むとき、苦しむ時にも、内側で大抵は【名前や言葉】を使って【考え】ています。
エゴがうるさい時は、思考の騒音、つまり言葉の騒音が半端ないはずです。
名前外しは、このエゴ騒ぎの道具である言葉のしがらみを、少なくして解くものです。
■名前外しのやり方
まずは、身近で、あまり、あなたの心とつながりの薄い言葉から始めます。
1、対象の名前を決める(いつもの呼び名でいいです)
たとえば、カフェラテとします。(今飲んでるもんで)
2、心の中でこう言います。
「カフェラテを外します」
おしまいです。え!?これだけ、って感じですね。でもこれだけです。
なんにも変わんないじゃないか!って、それは、そうです。
【あなたの心とつながりの薄い言葉】を外したので。
これが、コーヒー好き、カフェラテ好きなら、「カフェラテを外します」というだけで、
結構エゴは騒ぎます。
「え!何!カフェラテ外すだと。じゃあ飲めなくなるじゃないか・・!」
めちゃめちゃな理屈ですね笑 ほとんどいいがかりです。
でも、【あなたにとって関連が強く深い言葉】を外そうとすると、エゴは猛烈に反発して、さっきのような屁理屈騒ぎを起こします。
それは、なぜかといったら、その言葉を外すことで【エゴが騒ぐための根ッ子が奪われるかも!!って激しくエゴが反発・恐怖する】からです。
■名前外しのカラクリ
試しにあなたが、お金を得て楽しく旅行したい、とします。
まずは、「たくさんのお金を自然に得る」(でないとヒョイヒョイと旅行なんか行けるかい、っと思っていた場合)
たくさんのお金を自然に得る、って【考えただけで】エゴは猛反発します。
お金なんか手に入るか!今までだって入った試しがない。お金をたくさん得るにはきつい仕事をしないと。
今の仕事ではお金なんかたくさん貰えない。でも、仕事を変えてお金を得るのも私には出来ない・・・・
まあ、次々と、エゴの騒ぎ=否定する言葉の大攻撃が出るはずです。
こうしたバックボーンがあるまま、様々なメソッド(多くは付け加える系が変身系)をやっても効きは悪いです。
そりゃそうです。
(お金を得るのは簡単!楽にお金を得る!)ってアファやらイメージや無理やり作った快のイメージを、しても、
お腹の中では、上記のように、エゴが否定しまくってるんですから。
いいとこ、プラマイゼロです。昔の私がそうでした。
なので、関係性の薄い言葉外しで慣れつつ、【あなたの核心に近い言葉・名前】を外す。
望みを思うと出てくる言葉をたくさん外す。
そうすると、望みに関して、否定するエゴは、活動=大騒ぎのために使う道具=言葉や名前が、減るので、
望みを素直に、あなたの中に入れられます。
この記事で書いたように、私たちは、毎日たくさんのことを、【自然に当たり前】のように成しています。
その時はエゴは騒いでない。
エゴが騒いでなく、あるかないかも分からない、意識すらしていないのに、(そうなるに決まってる)って
心の奥底で潜んでるものは、形になります。現に毎日、あなたは形にしてます。
なので、望みに関して、あまりにエゴがうるさい方は、周辺の言葉を探して外しまくると、望みはかなり叶いやすくなります。