3/3は長男の高校の卒業式でした。


元女子高ということで、この日が卒業式なのです。


なんだかいろんな思いがわいてきました。


小学校の卒業式、ずっと休んでいて

その日だけ、行くと言って出席しました。


中学の卒業式は午後から校長室で・・・・


なので、この高校の卒業式は

3年間なんとか頑張った 証としての

卒業式でした。


終わってからも、教室で先生の言葉を

聞いて なんとなく目頭を押さえている

様子も見えました。


自分自身で 本当にひとつの区切りが

ついたのでしょう。

そして、やりきった という満足感

自分への肯定感というもので

充たされたのかもしれません。



私は・・・

卒業生の答辞に ただただ感動でした。


長男の学校は、不登校や発達障害の

子どもさんを よく受け入れている学校の類になります。


答辞を読んだ彼も そうでした。


そして、その立派な姿落ち着いた声に

本当に、ここまで人間成長するんだ と感じました。


その彼の答辞の中で・・・


 「私は 不登校でした。

 小学校は2年、中学は1年しかいってません。

 私は、ずっと、ずっと もう一度 時が戻れるのなら

 やり直したい そう思ってきました。 

 でも、高校に入ってからは そんなことも思わなくなりました。

 私の経験してきたことは 何も無駄ではなかったと今は思えます。


 この高校では、国語や数学、英語といった 勉強ではなく

 もっと大切なこと、人としてどう生きるか ということを学びました」


という言葉がありました。


ここで、この事が言えるようになった彼は

本当に自分の問題として 不登校のこと

受け入れて 乗り越えたのかな と感じました。


つい、○○がどうだから・・・と理由を外に向けたくなりますが

本当の真の問題は 自分の内にあるのかもしれないですね。

そして、その内にある問題を まるごと受け入れたときに

「それでいいんだよね」というふうに・・・・

そんなときに 自分で自分を認められるのでしょう。


自分で自分を認められるように なった子は強いです。

その時に自分の力で 元気になって 今度は

他人も勇気付けられる 人になれるのかも知れません。


答辞を聞いて 感動し その感動にひたりながら

今までのことや 息子の変化を重ねて思いだしました。



春には大学生、今までのような 保護された世界ではありません。

また次の問題が起きるのかもしれません。


でも、きっと大丈夫  大丈夫なんだよって信号を出してあげていれば

いいのかな  それが 大きくなった子への 親として

出来ることなのかな ・・・なんて思っています。



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