先日 次男の通う高校の体育祭がありました。

この学校は学年制と単位制との二つのコースのある学校で
単位制はやはり中学まで不登校であった子や
集団の中でなじめない子などが多いのが特徴です。

次男も中学は支援学級に在籍していましたので
単位制の方向性で考えていたところ
学年制に進みたい という希望で単位制には進みませんでした。

学年制に進みましたが、そこでもまた色々と葛藤が
あるみたいで・・・・
最初入学した頃は、行きたかった高校なので
とても 気に入っていたのですが・・
まあ、それは どのお子さんもあることでしょう


体育祭当日、私がいた場所のすぐ隣が
単位制の子たちのスペースでした。

そして、団演技と言われる 縦割りの団のパフォーマンス
どの団もダンス中心であり
あと この学校はひな壇に座り 皆で人文字を作るのですが 
それもみんな英語の単語を表記したりしていたのですが
(ALL OF ONE とかね


なんと 単位制の子たちの団の演技は
ダンスはなし(きっとみんなニガテなんだろうね)
そこを 竜のオブジェを作り 下に棒をつけて
数人で 竜が踊るように 動かしていたのです
(ドラゴンボールか まんが日本昔話のオープニングかのよう)
そして 人文字も モザイクアートのように
仕上げて 単色の文字ではなく
絵が浮かびあがるような仕上げで
会場からは 自然と拍手が・・・

なんだか彼らのもつ可能性を
垣間見た演技でした。

そして 最後の成績発表の団演技の部門では
なんと 彼ら単位制が1位に!
すごく とびあがって喜んでいたのが
とても印象的でした。

みんな似たような発想が続く中での
独創的な発想に 本当に 私も感動
それまで、ずっとうちに秘めていた
エネルギーがあふれ出た という感じがしました。

不登校や発達障害があると
「出来ない子」のように 見られるけど
みんなと同じに出来ない だけで 
逆に みんなと同じに出来ることの価値って
なんだろう?

違うことが出来ることって素晴らしいよね
と感じた出来事でした。

そしてその単位制に 長男が別の学校で
お世話になった先生がいらして・・・
お話が出来たことが とてもうれしくて
思わず次男も単位制にいかせば よかったのかも・・
などと親の邪心が出てしまいました。。

私も未熟な人間です

(写真は次男の団演技の一部です) 


(この人文字で絵を表現でした)

当日の次男クン 競技には出ず
係りの仕事をしてる様子はチェックしたけど
1日終わると お疲れの様子でした
おまけに「中学のときの方が 楽しかった」とも・・・

まだまだ課題満載の高校生活のスタートです