アルバイト先での自分の適応できなさに
とても落ち込んで、
自分の発達障害のことを より意識しだし
そして 向き合い、受け止めようとしている長男でしたが


そのアルバイト2週間をすぎたところで
キリをつけさせてもらいました。


「がんばって 慣れていくのがいいのか、
本当に慣れて克服できるのか?」

「いつまで たっても慣れなくて 
ストレス感じて 迷惑かけて 意味があるのか?」


どうするのがいいのか・・
全く わからない と 言いました。



「時間をかければ慣れるかもしれないけど
今 その必要があるとは思えないよ
ひとまず 辞めるということ 今日のバイトで伝えたら?」
というと「そうやな、 やっぱり・・・そうするわ」
とひとまず 落ち着きました。



そして、その日に次男が学校を休んでいて昼に
「久しぶりに回転寿司でも食べたいなぁ~」なんて 言うし 
(我が家は要介護の義母がいるので
夕飯の外食はほとんど不可の日が続いています。)

じゃあそうしよう!ということで
近所の開店したての回転寿司(シャレじゃないです)
に行きました。


そうしたら、開店したてということで
店内のにぎやかさは相当で
大きな声、厨房からの騒がしい音も聞こえてきて
長男 固まりました。。。
「あかん、バイト先思い出す・・」
それでも 食事は出来て 家に戻り
今度はアルバイトに出かける準備をしようと
すると 状態がおかしい・・・

何を準備していいのか、動揺しだして
いわゆるパニック状態・・・(慌てると、よくこうなります)
息も荒くなってる。。


そしてアルバイトに行くのに
私の車で駅まで送ることになってたのだけど
少しの時間、車かどこかで待っててほしいと言うと
「ひとりで 待ってるの 不安」などと言い出す。。。

今日このまま バイト行かせたらマズイ と母の直感
「もう 今日はやめておきなさい」と言う

そうすると ますますパニックが増す
「そんなん 無理 もうシフト組んでるから」
「でも、今日 そんな状態で バイトいったらダメ」
絶対 おかしくなる 大きな失敗もしそうです

「大丈夫、今はまだ店はじまってないでしょ
今 電話で伝えたら お店も夕方開けるまでに
なんとか 出来るものだよ 店に行ってから言うよりも
今の方が 絶対いいから」と 言って聞かせ
電話をさせる。。。


隣の部屋で 様子をうかがってると
やはり これ以上バイトを続けることが
無理である とういうことを泣きながら伝えてました。
(自分でも本当に 情けないと感じているんだろうね)


電話が終わり、「よく言えたね、がんばったね」
「なんとか言えた」と・・・
「お店の人はなんて 言ったの?」と聞くと
「あまり 自分を責めるな と言われた」と・・・

救われました。


たった2週間、お店の役に立てたのか
どうなのか 心苦しいばかりですが
それでも このバイトをしたことで
自分の持つ 特性 苦手なことに対して
とても 真剣に向き合うことにつながりました。

夜になり 「少しは落ち着いた?」と聞くと
「ほっとしてる・・・・夕方までは、気分が落ち着かなかったけど
今は それもだいぶマシになったから」と言いました。


この電話をして3日がすぎ、少し落ちつたようです。

青年期として自分を受容するきっかけ
出来事となりました。ここからが本当のスタートです。


私も、やっと気持ちが落ち着きました