次男の「もうダメ」発言から10日が過ぎました。

休んだ初日は前期試験、
この日を休むということを受け入れるのに

少しだけ時間がかかりました。

もしも別の学校に行くのなら 
せめて単位がないと転校出来ない

と思っていたので なんとか受けた方がいいのでは・・という
気持もありましたが
次男の気持ちや身体のことを考えると
1日学校で過ごすということからくる影響の方が大きい、
それなら単位にこだわらないでいこうと思えると
試験のことも気にならなくなりました。
(この切り替えに、まだまだ手こずるのです・・・)


ゆったりした日を数日過ごすと
少しずつ元気になっていくのがわかります。
表情や テレビやゲームをしているときの様子も
楽しそうにしています。
そして休んで3日目に「あ!降りてきた~!」と言って 好きな小説書きに没頭しはじめました。

調子が悪くなってからは、
楽しいはずのことが 楽しいと思えない時間が過ぎてたようで
「本をいくら読んでも 活字の羅列にしか見えない
こんな悲しいことはない・・・」と言いました。

それが、ほんの数日のことで こんなに変わるのですね。
ゆっくりさせることの意義を改めて感じました。

次男はいつも こんな感じで 「あれ!?」と感じたときに
早め 早めに 対応しているおかげで 立ち直りにかかる時間が 短くてすみます。

これが 長男でてこずったおかげとでもいうのでしょうか(苦笑)


その長男に対しては 今でこそ おかしいな と感じたら
それが 子どものサインだと思うようになりましたが
最初の頃は「なんで そうなるの?!」と
言葉を荒げて ののしったり 
言葉のイジメのようなことをしていたと思えます。

私の思い通りに行かないことへの苛立ち
そのまま子どもにぶつけていたのでしょうね。

そんなつもりはなくても、そんな言葉を出さなくなっても
心の奥底で まだ受け止めきれていないときは
どこかでチクリと態度に出ていたりして
余計に追い詰める、そして悪化させる。。。
の繰り返し。。。。

気付いたときは、長男は自室に引きこもり・・・
そんな時代もありました。

長男の話はまた改めて・・・になりますが・・・

少し平常を取り戻した次男
少しの休息で元気になれる次男の場合は
早いうちに次の行動に移るのが いいという今までの
経験から「次の進路のこと 話そう」と時間を作りました。

まず、
1.今の学校に戻るつもりはないのか?
2. 今の学校には単位制というコースもあるので
そちらに移るということは考えられないのか?
(移るとしても一旦退学、その後再受験で来春入学)
3.県立の昼間の定時制の学校もあるけど これも来春入学
4.通信制の学校なら、転校が可能
5.通信の場合 選ぶ学校により週1日から週5日までの登校

という状況の説明をして
卒業の時期を 現行の時期と同じにしたいか
そうでなくてもいいのか?
来春の入学の学校を選んだ場合
3月までの過ごし方をどうするのか?
ということが問題になることなども説明しました。

そうすると次男の希望としては
卒業時期にはこだわらない、けど 
同じ時期に卒業できるならその方が好ましい
3月までの間に早くスタートを切ったほうが
自分としてもいいと思う

ということになると 
自ずと通信単位制という選択が浮かび上がってきました。

学校選択の際に いくつもの学校に
お電話をさせていただきましたが
その対応で とある学校は
「せっかく 今の学校に行ってるのですから もう少し頑張られてはいかがですか?」ということを言われました。

HPも見て 何度も考えて やっとの思いでかけた電話
電話をしている ということ自体
すでに崖っぷちにいる気分なのに
そこで そんな言葉を聞いたのでは
この学校には期待できない・・・

その後、別の学校いくつかに同じように電話をしましたが
どこの学校も暖かい言葉と対応をいただきました。

現在2校の見学を終えて、残すはもう1校だけ
小規模、中規模、大規模という感じで親としても
それぞれにいいところと 心配なところがありそうです。

最終的には次男の気持ちや感覚を大事にしたいと
思っていますが、ここでも 少しでも将来の進路に対して
有利なところはどこなんだろう という
親の欲目や願望が邪魔をしそうになります。

大事なのは、もちろん将来も大事だけど 
これから過ごす時間
次男にとって 良い時間であること
それが一番なんだということを 
つい 忘れてしまいがちになってしまいます。

昨日2校目を見に行った後は 私自身も 
何をどう選択したらいいのか 
どんどんわからなくなってきていました。

少し友人に話すことで 冷静になれると
これから 過ごす時間が次男にとって
かけがえのない高校生活だった 
といえるような学校を選択しなければ
せっかく入った高校をあえて進路変更する
ということの意味がなくなります。

週末が来るころには より具体的に これからのことが
方向付けられそうです。

いつまでたっても、一番の問題は親の気持の切り替えにあるのかも知れないです。