こんにちは、プラティコ技術担当の

オージローです。

 

ウェーブバックはなぜ起こる?

これから需要が増えてくる

縮毛矯正ですが、お客様の口コミなどで

「せっかくかけたのにクセが出てきた」

という、いわゆるウェーブバック

起きてしまったという声を

見ることが結構あります。

(結びクセもその一つ)

 

考えられる原因としては、

1.還元不足

これは1剤のパワー、放置タイム不足で

起こります。

軟化だけで判断すると起きやすいと

思いますので、ノーテンションで

コーミングをして、どのくらい伸びて

いるかをチェックしてみてください。

 

2.アイロンの熱不足

毛髪の太さやクセの強さに対して、

熱の当て方が甘いと起こります。

ただ、あまり高温ですると炭化する

恐れもあるので注意が必要です。

 

3.酸化不足

私としてはこれも原因のひとつと

考えております。

実際仕上がりが良く見えても、

髪の内部の事なので見た目では

わかりません。

 

詳しく説明していきます。

 

縮毛矯正の仕組み

まずおさらいですが、

縮毛矯正は1剤で還元することで

毛髪内のSS結合を切ります。

 

切った毛髪を熱で整えて、

2剤で酸化させます。

 

この還元と酸化というのは

必ずセットの反応ですので、

SS結合を還元した後は

酸化でしかつなぎ合わせ

られません。

 

酸化には種類がある?

酸化というと2剤の酸化のほかに

・熱酸化

・空気酸化

・紫外線による酸化

が、思い浮かびますが、

SS結合を結びつけるには

やはり酸化剤が一番効果的

と思います。

 

ですので、2剤の酸化による

反応が必須です。

 

酸化還元反応は目に見えない

悩ましいのが、この還元と酸化の

反応は目に見えるものではない

ので、1剤でどのくらいクセが

伸びているか(還元が進んだか)を、

美容師さんは勘と経験で判断

しなければなりません。

 

その方のクセの強さや、ダメージ、

毛髪の太さなどで薬剤を選定、

放置タイムを決めますが、

2剤はどうでしょうか?

 

例えば、1剤の放置タイム5分であれ

30分であれ、2剤は一定の5分という

方がほとんどではないでしょうか。

 

おそらく(髪の中のことなので確実

ではないですが)、しっかり1剤を

効かせた毛髪のSS結合はたくさん

切れているので、その分2剤も

しっかり反応させる必要がある

のではないでしょうか。

 

サロンワークでの放置時間は

できるだけ短い方が良いと

思いますが、お客様にとっては

年に数回の縮毛矯正なので、

持ちが良くなる方がいいですよね。

 

ウェーブバックにお悩みの方は

2剤の塗布量を少し多めにして、

放置時間も少し長めに置くと

よろしいのではないでしょうか。

 

この機会に是非2剤の見直し

も検討してみてはいかがでしょうか。

 


TEL:03-5761-3547
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