フェイク 第1302号 (発行=12.06.17)



問題だらけの日顕教学を糺す
改革僧の松岡氏が宗内に広く文書送付 ③
日顕は全教師の前で質問に答えよ!




 本年夏に本山で開かれる「全国教師講習会」で隠居ニセ法主の日顕が25項目にわたる教学上の問題点について釈明を求められ、注目されている。質問者は改革同盟の松岡幹夫氏。本紙前号では、このうち10項目を記載したので、今回は残りの15項目を紹介する。


   ◇    ◇


(11)『法華経』解釈の上から、創価学会について「妙法蓮華経の五字七字を七十五万として地上へ呼び出した」「真の霊山浄土、仏の一大集まり」と述べた日淳法主は、学会員を本仏の側に立つ救済者(無始の応眷属)と考えたと思うか、思わないか。


(12)日淳法主の時代、宗門が下付していた日寛上人の御形木御本尊の原本は、個人授与の一機一縁か、そうではないのか。


(13)仏と衆生の平等という教えは「理屈」なのか、そうでないのか。


(14)日蓮大聖人は「未断惑の導師」(日有上人)なのか、それとも真実には違うのか。


(15)日本国民の総意で戒壇を立てるには憲法改正が必要と思うか、思わないか。


(16)民主主義とは多数決なのか、そうでないのか。


(17)日顕は「男本女迹」を「天然の相」と規定するが、ならば雌雄同体のカタツムリやミミズ等は、天然の理から言って「本」なのか、「迹」なのか。


(18)釈尊在世における本門の戒壇を「多宝塔の壇」とする日顕の説は、宗門教学に前例があるか、ないか。


(19)左京日教の文書を「傍系文献」と呼んだ過去の阿部見解は正しいか、正しくないか。


(20)仏滅讃文それ自体を欠く日興上人御本尊や日目上人御本尊が『御本尊七箇相承』の「大僻見不相伝の至極」にあたらないと、ドグマ的正当化でなく、論理的に説明できるか、できないか。


(21)パーリ仏典中におけるsimaの語を、「戒壇」と訳すか、「戒場」と訳すか、その両意ありとするか。


(22)「地獄界所具の仏界」を「地獄界のなかにおいて上辺だけ仏様の顔をしたり……すること」と説明したのは、十界互具の意義に適うか、適わないか。


(23)戒壇の大御本尊の讃文が「二十余年」なのに、その大御本尊の書写たる歴代法主筆の御本尊讃文が「三十余年」と規定されていることには、正当な理由があるか、ないか。


(24)戒壇の大御本尊を「究竟の中の究竟」とした日寛上人の記述は、論理的次元の主張か、信仰次元の主張か。


(25)大石寺の血脈相承の秘伝は三大秘法に極まるか、極まらないか。


 以上、いずれも日顕教学の欺瞞を鋭く突いた質問だ。女性差別論者の日顕が雌雄同体の生物を仏法的にどう扱うのか等々、傾聴したい。今年は退屈どころか、興味津々で受講者冥利に尽きる。



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