フェイク 第1339号 (発行=12.10.27)



静岡の法華講員、恐喝未遂で逮捕
山岳救助の消防士が派遣型風俗店を経営
暴力団と共謀、若い女性に千数百万円を要求





 表と裏の顔を持つ悪人がいる。表の顔は信仰していて仕事熱心な消防士、裏の顔は暴力団と共謀して悪事を働く――今月十九日に静岡県警捜査四課と沼津警察署に逮捕された法華講員の坂井聖容疑者(三十七歳。写真)=静岡市葵区瀬名川三丁目=は両親と共に日蓮正宗を信仰しながら、裏では風俗店を経営して恐喝までする本物の悪党である。


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 警察の調べによると、坂井容疑者は昨年末、秋山龍太容疑者(二十八歳)=児童福祉法違反の容疑で十月十一日に逮捕=に対し「俺の縄張りで勝手に営業をした」「上がりは全て持って来い。代わりに月額数十万円の給料をやる」と脅して県東部の派遣型風俗店(デリバリーヘルス。店舗がなく客のいる場所に女性を派遣してサービスをするという)の経営を掌握した。


 その後、坂井容疑者は秋山容疑者に対して「上がりが少ない」と言い掛かりをつけ、十分な金を支払わないからとの理由で、秋山容疑者を建設作業員として働かせて、その給料で不足分を払わせていたという。その秋山容疑者が九月下旬に姿を消した。


 そこで十月上旬の深夜、静岡県東部に在住して秋山容疑者と内縁関係にあった二十代の女性を「お前から落とし前を取る」「肩代わりしろ」「ソープに沈める」などと脅し、千数百万円を要求した。


 この坂井容疑者は山岳救助のエキスパートという評判の消防士で、平成六年に消防士に採用され、現在の階級は消防司令補。富士宮市消防本部から、優秀だとして県消防防災航空隊に主査として派遣されていた。


 そして十九日にも富山県での登山訓練に参加して、下山したところを捜査員に逮捕されたのである。


 また、坂井容疑者は自分が経営する派遣型風俗店で十八歳未満の複数の少女を働かせていたとの疑いも持たれている。


 警察は今後、恐喝未遂事件に加えて児童福祉法違反の容疑でも厳しく追及する構えである。


 この消防士による恐喝未遂事件は朝日新聞、毎日新聞、中日新聞など各紙でも大きく報道され、静岡県や富士宮市の関係者は、坂井容疑者の職場での模範的な姿と凶悪な逮捕容疑の格差に驚き、茫然としている。


 特に、富士宮市の須藤秀忠市長は厳しい表情で「市民の皆さまに申し訳ない。事実が分かり次第、厳正に対処します」と深く謝罪していた。


 県警は富士宮市役所や坂井容疑者の自宅などを家宅捜索。今後、同店への暴力団の関与や資金の流れを調べて、事件の全容解明を目指すということだ。


 坂井家は第二次宗門事件の際、早々と脱会し、宗門の手先となって地元幹部に散々、嫌がらせを働いた。


 消防士は人命を守り、救い助けるのが任務であり、使命である。それに反して人を苦しめ、脅して金を巻き上げるのは、人面獣心の所業といえる。加えて道に背き悪知恵に長ける点は、まさに日顕譲りである。


 日顕宗に変質した日蓮正宗は、日顕の生き様が信徒にまで影響しているのだ。



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