実務的な話であればともかく、自分の感じたことに対する意見を書くのであれば、何もブログで書くことはないんじゃないか？と考え、しばらく更新を控えてましたが、ＦＢにダイレクトに書くと、逆に強い印象に捉えられそうなので、やはりこちらの方で書かせていただきます。
今回のネタは、もしかしたら不愉快に思う方もいらっしゃると推測されるので、そう思う方は予め避けていたければと思います。自分としても、何も争いたい意図で書くのではありません。とはいえ、主張としては、正当なものであると思うので述べさせていただきたいと思います。
よく、お客さんではない異業種の方と会って話すと、自分の仕事はなかなか馴染みがないので、よく説明すべきだということを、よく言われます。
基本的には、そのことは、仰る通りだと思います。
しかし一方で感じるのは、実際に関わることはないので本当は関心がないのでは？ということです。こう言うと、いやいや関心があり、どういうことやってるか知りたいからアドバイスしているのだよ、と思われるかも知れません。
確かに、それは社交辞令でなく事実だと思います。言いたいのは、その「関心」が、どういう関心かということです。
推測するに、これらの人達の「関心」というのは、たとえば、動物園等で珍獣を観たときに、新鮮なので生態を知りたいと感じるのと同じようなもので、実際に仕事等の日常生活において関わりたいというものではないような気がします。
別に関心のないことを非難するつもりはありません。医者だったら御自身達の健康・生命のために関わるでしょうし、○護士だったら世の中何かしらの法律が関与してると思われるので関わるでしょうし、税○士だったら確定申告等で関わるでしょうし、社○士だって労務関係等で関わり得るでしょう。
一方で、自分らの仕事の場合、必然的に関わるものでないでしょうから、御自身の利益になるかわからないものに、敢えて積極的に関心を持つわけがないのは、よく理解できます。
ただし、御自身達の関心のないことを実質的に棚に上げて、一方的に「説明しろ」「説明しろ」と転嫁してくるのは、お門違いなんじゃないかなあと思います。
もっとも、これまで自分らの業界が、一般の人達に十分に仕事内容を説明して来たとは思っていません。
とはいえ、全く行って来なかったかと言えば、そうではないでしょうし、別に権威ぶるつもりは毛頭ありませんが、一応、主要な国家資格の一つとして指定されており、エチケットとして、（実際には難しいでしょうが）ある程度の認識は持っていてもおかしくないものでもあり得るのです。
正直言って、あまり気分よくないのは、辛抱強く仕事の説明をしていても、その内容自体はわからないし、興味もないでしょうから、次第に表面的なことで揚げ足を取られて変なキャラクター付けをされ、それが独り歩きして行くことです。
たとえば、ある交流会では、自分の滑舌が悪いことに起因して、からかわれたりしています。もっとも、からかい自体は良かれと思ってされているのでしょうし、実際に自分の滑舌が良くないことは何十年も前から度々指摘されたことです。
しかし、逆に言えば、それだけ前から指摘されているぐらいですから、直るものであればとっくに直しています。残念ながら、これについては、意識すれば一時期的にはよくなっても、根本的には直らないというのが実情です。
増してや、限られた時間であったり、煽られる状態では、悪くならざるを得ません。
それに、滑舌がよくないことが、仕事において（潜在的に見くびられたことはあったのかも知れませんが）問題になったことは一度もありません。
さらには、独身時代にデート等をしたときであっても、結構苦労をしたとは言え、少なくとも、そのことが決定打となってうまく行かなくなったことは一度もありませんでした。
要は、他でカバーできていれば、いい大人が問題とするようなことではないのです。
確かに、そうは言っても何度も同じ場面で話すうちに多少は慣れて来ますし、相手も自分の話し方に慣れて来たのでしょう。そう言ったことに評価を受けることもあります。そして、「こういう場に参加してよかったでしょう」とか「みんなの温かい気持ちのお蔭だよ」のような趣旨のことも言われます。そのこと自体は善意であることは、よくわかります。
でも、少し待ってください。
何度も言うように権威ぶるのは論外ですが、一応、苦労して難関と言われる国家資格を取得し、曲りなりにも仕事をしていることは、自分で言うのもなんですが、それなりに敬意を表されて然るべきだと思います。
それに、昔のように、ある程度の学歴があれば周囲が動いてくれて結婚できるような時代でないのに、頑張って結婚まで漕ぎ着けて子供も育てているわけです。
それだけのことをして来ている自分が、滑舌如きのことで、あたかも仕事や恋愛以前に、会話すら成立し得ない甘ちゃんのようなレッテルを貼られる筋合いはありません。
そもそも、「ここに来てよかったでしょう」等のことを仰る方が、一体どれだけ優れているのでしょうか？そんな評価を自分に対してすることで善人ぶってる余裕があるのでしたら、もっと御自身のことを心配すべきだと思います。