米国以外の主要国(欧州や中韓)ではあまり無いですが、米国の代理人からは、メールでの問い合わせへの回答やオフィスアクションの報告等、日本の商慣習からすると違和感のある費用請求がちょくちょくあります。しかも、それが累計で十万円を超えるようなものになる場合もあります。

 

先日には、直接クライアントに、その請求書が送られて、驚いたクライアントから問い合わせがあったと言うケースがありました。

 

こういう変な請求があったときは、「日本じゃこういうの請求し難いよ」とか、「クライアントが難色示しているよ」と言った趣旨のことを述べると、あっさりキャンセルしてもらる場合が少なくないです。

要は、ふっかけておいて、「払ってもらえるのなら、いいことだね」程度の感覚で請求して来ているフシがあります。

 

ともすれば、米国では、まず自分の最大限の要求をしつつも、話し合いには応じることで、落としどころを決めると言うのが一般的なのかも知れません。

 

話さないとわからないなどと言う方がいますし、人間が個々違う以上、考え方も千差万別であることは、確かでしょう。そう言った意味で、話さなければわからないと言うのは、よく解ります。

しかし、「普通おかしいことぐらいわかるだろ」と思えるような、非常識な言動をして、それを、いちいち話さないと分かってもらえないと言うのでは疲れますし、正直そういう方との付き合いと言うのは、できる限り避けたくなると思います。

 

そう言った意味で、私は上述の米国代理人のような感覚って好きではありません。