プログレッシブBBSの思い出_ピンク・フロイドmemorandum

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2021-08-05. 20:27 執筆公開
2021-08-06. 20:43 細部の加筆+リンク追加

(映像音声修復作業の件と、白木哲也氏インタビュー記事)

 

 

 ピンク・フロイド箱根アフロディーテ50周年記念盤CD&Bru-ray『原子心母』(EPレコードサイズの紙ジャケット)がリリースされました。

 

 詳細は、この方、HIGH HOPEさんのブログをごらんいただきたいと思います。

 わたしの6月下旬の記事『Pink Floyd - 原子心母(箱根アフロディーテ50周年記念盤)リリース』でも書きましたが、デジタル・ブックレット『追憶の“箱根アフロディーテ1971"』に収録されている『幻のフィルム発見の経緯』に関連する内容です。

 

 

 

 

 

P44 -45『あとがき 幻のフィルム発見の経緯について__白木哲也』

 白木さんのていねいな解説が胸に沁みてきます。このデジタル・ブックレットの中で、個人的にはいちばん愛おしい記事になりました。

 最後の段落で、永谷憲明さん(Amebaブログのpeenagaさん)が、2020年にお亡くなりになっていたことを知りました。とてもとても悲しいことです。

 永谷さんのご冥福を心よりお祈りします。

 ご遺族の方やご友人の方々が、少しずつでも落ち着かれて、そして、永谷さんの思い出をあたたかく慈しむことが出来る日が訪れますように、願っています。

 

 わたしがあれこれとネット検索していて、たまたま peenagaさんのブログ に出合ったのは、2020年の11月でした。

 永谷さんには、あらためて、感謝の気持ちでいっぱいです。どうもありがとうございます。わたしたちフロイドのファンが、貴重な映像をクオリティの高いものとして味わえるのは、永谷さんが50年前の学生時代に、ご友人の山田さん加藤さんといっしょに箱根のピンク・フロイドのステージやオフステージの様子を撮影して下さって、16ミリのフィルムやスチル写真に残しておいてくださったおかげです……。

 

 それから、永谷さんたちが撮影して下さったフィルムを、ひとコマずつデジタル化してノイズを取っていくという、とても手間のかかる作業をして下さった方々にも感謝です。テレビ埼玉やサウンドスーパーシティといった、番組名などのテロップもない状態になっているということです。

 映像のフィルムは1秒で24コマ。16分ならおよそ23000枚の、解像度の高い画像が修復されたことになります(雑誌編集作業で画像処理ソフトを使っていたことがあるので、つい想像してしまうのでした)。

 

 そして、きれいに生まれ変わった『ピンク・フロイド箱根アフロディーテ』の映像を商品化するために、英国のフロイドのマネージメントの人たちと何度も交渉を重ねて下さった、SonyMusicの担当ディレクター、白木哲也さんにも、感謝です。ありがとうございます。

 音源についても、きれいに生まれ変わっていることがわかりました。テレビ埼玉バージョンでは米国でのライブを当てていたのですが、今回は箱根のオーディエンス録音をシェイプアップしたものと差し替えているのです。

 

 白木さんが書かれているデジタル・ブックレットP44 -45『あとがき 幻のフィルム発見の経緯について』、この内容を、より詳しく解説しているサイトがありますので、ここでご紹介します。白木さんへのインタビューです。

 白木さんがもともとピンク・フロイドを大好きで、そのことも今回のスペシャル50周年記念『箱根アフロディーテ』映像リリースを実現に大きく影響したということを、忘れずにいたいです。

 

 ■制作担当者が明かす!発売までのもうひとつのドラマ。

 「50年の時を経て甦る、伝説のピンク・フロイド『箱根アフロディーテ』」 

   前編

    https://cocotame.jp/series/022039/  

   後編  

    https://cocotame.jp/series/022055/ 

 

 ■ピンク・フロイド(Pink Floyd)と日本ロックの特別な季節――ソニー名物ディレクター白木哲也が〈箱根アフロディーテ〉発掘秘話を明かす 

 

 

▲こちらはmusic review site ”MiKiKi” インタビュー・コーナー。8月5日より掲載。

 白木さんがピンク・フロイドと出合ったきっかけなども含まれています……中学時代に美術の授業で先生が“Dog”をかけて下さって、これを聞いていて頭のなかに浮かんだものを描いてみなさいとか、おっしゃったのだそうです。

 若かった頃ならではのフロイドの良さも語っていらして、フロイドのあれこれが、あらためていとしく思えてきます。

 

 

 

 

 ここから先は、私事になります。

 先月に引っ越しをしました。まだダンボールがいくつも積まれたままですが、ひとまず新居で寝泊まりできるようになりました。

 自宅から数百メートルのところにタワーレコードがあるのですが、洋楽の棚がわずかなので、まだお買い物はしていません。

 今回の、ピンク・フロイド箱根アフロディーテ50周年記念盤CD&Bru-ray『原子心母』、これはネット販売を利用したので、きょう手元に届いたところです。

 今夜は、Bru-rayの映像をゆっくり味わいたいと思います。

 

 

 

関連記事:

 

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