母の友達 | 自分らしくしなやかに

自分らしくしなやかに

自分の人生をいきたいと願いつつ還暦になってしまいました
母の縛りはますます強固に、介護という名で重くのしかかっています

数少ない母の友達のひとりであるSさんは

二つ下でひとり暮らしです

 

ずっと独り者なので

甥や姪はいるけれど、子供はいません

 

自分の親を見送って、仕事も辞めてから

今のマンションに住みだしたのに、

地域の行事にも参加してすっかり溶け込んで

楽しんで暮らしてはります

 

自分で退屈しないように

お稽古やお友達との予定も入れて

手帳は真っ黒けなくらいアクティブです

 

この歳になってまだ友人が増えるって

素敵だと思いませんか?

 

いろんな人と接するので

いい人もイヤな人もいるだろうけど

いろんな話を聞くので

視野も広いですし

本や雑誌もよく読んでいます

 

自分でひとりの老後を見据えて

寂しくならないように

退屈しないように

素敵に暮らしてはります

 

今までは、私が留守をするときには

声をかけて空いていれば

遊びに来てもらってました

 

でも、彼女も歳を重ね

身体の不調なところも増えてきました

 

大切な時間を母の相手をするために

時間を使うのも申し訳なく思い

最近はこちらからはお願いするのを

やめました

 

するとやっぱり

ほとんど来られなくなりました

 

母のネガティブな話や

上から目線の話

聞いているとしんどくなるからだと思います

 

もちろん旧友ならではの

楽しい時間もあると思うので

来ることが「NG」って訳では

ないようですが、どうしても他の楽しいことが優先されます

 

いつも留守番に来てもらっている遠縁の方は

一応、報酬が発生しているので

こちらからお願いしやすいのですが

彼女はお友達ですからね

彼女のペースを大切にしなきゃと反省しています

 

彼女には、母に内緒で

このブログに書くようなことも相談できます

 

母のことも私のこともよくわかってくれていて

公平に判断できる人だと思うからです

 

私の友達に愚痴って

私は間違ってないって言われても

やっぱり自分の判断に自信がなくて

思い切れないことも

彼女に聞いて貰って

「あなたの考えは間違ってないよ。

(母に)振り回されず、自分の人生を楽しみなさい」

って言われると、

「そうよね。まちがってないよね」 

って思えてしまいます

 

でも、このブログを書くようになって

彼女に話を聞いて貰うことも

少し減ってきました

 

味方が増えたからですね

有り難いと思っています

 

彼女には、本当にお世話になっているので

できる限り役に立つことがあれば

手伝おうと思っています

 

歳を重ねたら

あんな生き方がしたい

 

そう思える人が

母で無いって言うのが

ホンマに残念です