不平不満 | 自分らしくしなやかに

自分らしくしなやかに

自分の人生をいきたいと願いつつ還暦になってしまいました
母の縛りはますます強固に、介護という名で重くのしかかっています

ふと気がつくと

眉間にしわを寄せて

泣きそうな顔になって

口から不平不満がこぼれそうな自分がいます。

 

何も考えず身体を動かして

用事を片付けているときはいいのですが、

ふとした瞬間にあふれ出す現状への不満

自分の人生の長きにわたる時間への後悔、

未来への絶望が

押し寄せてきます。

 

そうしてそんな不平不満だらけの

自分自身に

ものすごい罪悪感と申し訳なさを感じます。

 

人からどう見られるかでは無く

自分がどうしたいか

が、大切だと

50歳を過ぎたらそれを基準に

生きればいいと

何冊もの本やいくつものブログが

教えてくれるのに

頭では分かっているのに

まだ、介護をするということと

自分らしく生きるって言うことの狭間で

動きが取れなくなっています。

 

10年以上も前からいや、同居する前の20年以上も前から

母を気にしない生活母を気にしない行動なんてあり得なかったけど

それには終わりが来るどころか

実際の介護はどんどん重くなり

多分、これくらいならひとり暮らし出来るんだろうなと

心の隅で思いながら

はね除けられずに手も時間も人生も取られてきた気がします。

 

頭も身体も元気で

足腰が弱った母に縛り付けられてはいるものの

もしも、再び母が元気に自分の足で歩き出したとしても

この束縛は変わらない気がして

沸々と自分の人生にまで

不平不満があふれ出します。

 

そしてそんな自分がイヤでイヤで・・・

 

そんな堂々めぐりの

毎日です。