春からの振り返り5 | 自分らしくしなやかに

自分らしくしなやかに

自分の人生をいきたいと願いつつ還暦になってしまいました
母の縛りはますます強固に、介護という名で重くのしかかっています

80を過ぎてから心臓、股関節そしてまた今回と

全身麻酔を掛けての大きな手術を受けることになった母を

少し可哀想にも思い

 

「こうやって在宅介護って突然に終わるんだ〜」と

ぼんやり思っていました

 

ブログを読んでいると

同じ様に骨折の手術や誤嚥性肺炎などから

老健へ移りそして施設入所へと

向かわれることが多く

 

なんとなくその時が来たのかも・・・と

思っていました

 

片側はもう7年ほど前に折れてピンで留めてありますし

今回の側は2年半前に人工骨頭に入れ替えています

 

そこをもう一度手術したので

きっと2週間ほどでほとんど立てないまま退院して

 

リハビリ病院へ移り

老健へとなるのだろうと

しみじみ(?)思っていました

 

が、手術2日後、先生に促されてベッドから立ち上がってみると

立てたのです

 

もちろん何か支えが無いと立てないのですが

そんなに早く立てるとは思っていませんでした

 

翌日からはリハビリも始まり

数日後には

歩行器で少し歩けるまでになりました

 

先生は再手術だと言うこともあってか

「4週間入院できるようにしましたので

しっかりリハビリして下さい」とおっしゃり

リハビリ病院へ〜という目論見は

崩れていきました

 

それほど母は特に頑張ったわけでも無いのに

入院前と同じくらいには

立てるようになり

 

ベッドと車椅子

車椅子からトイレへと

少しの介助で移乗ができ

両手すりか歩行器(コマの着いていないタイプ)をつかって

数メートル歩けるように

なりました

 

そして4週間の入院生活ののち

腹をくくって

母を自宅へと受け入れました