2005年8月24日の活動


米国で日本食チェーンを展開しようとしているEBIZOの中野社長と朝一番で,すかいらーくの新宿事務所を訪問し、同社共同創業者・元代表取締役社長・会長で、今は最高顧問をされている横川紀夫さんから米国でレストランを多店舗展開することや株式公開することに関するアドバイスを頂きました。


すかいらーく・グループでレストランが既に3800店舗ある事実に愕然としました。横川さん達はとんでもないことをしてきたのですね! ほとんどの外食企業の社長が、100店舗以上出店するのに、ヒ~ヒ~言っているのに・・・


すかいらーくを引退後、今また200店舗以上の新しい店(業態)を始めている横川さんのパワーに圧倒されました。60歳半ばなのになんであんなに元気なんだろう? たぶん、好きなことをビジネスにしているからではないでしょうか? 確かに横川さんが今しているビジネスを語るとき、目が輝き素敵な顔になります! その時はとても生き生きとして若い感じです。


その後、英国在住の国際的なバイオリニスト、ダイアナ湯川さんを日本でどうプロジュースするかで、テレビ・芸能関係者一同が集まり知恵を縛り話し合いました。場合によっては、弊社が日本におけるマネジメントをしなければならないかも・・・ 大変だ~!


午後は世界のつけ爪(バーチャルネイル)市場の70%のシェアを誇るダッシング・ディバの小山社長と山下マーケティング・ディレクターと共にに大手流通業、イオン本社を訪問し、伊塚義廣執行役・衣料商品本部長並びに水島吉章レディス商品部部長とイオンの店舗で売るビジネスモデルや販売戦略についてみんなで議論し合いました。


結論が出なかったので、2週間後再度提案することになりました。イオンさん側も商品が面白いため積極的に売りたいとのことで、心強い限りです。ネイルは米国では7000億円市場なので、日本でもその半分、つまり3500億円の市場は確保したいものです。


夜は、現代人間科学研究所の飛岡健所長と私が毎月講演をさせて頂いている、弊社主催の「招運経営の会」(運を呼び込む!経営研究会: http://www.jci-inc.com/formzc/8.24.pdf )で資金調達などで行き詰まっている経営のための解決法などをお話させて頂きました。


「経営者ご自身をもっと知ってもらい売り込むこと」だと強調しておきました。結局、事業の究極の差別化は、ビジネスモデルでも技術・サービスでもなく、経営陣、特に経営者そのものであるからです。やはり、人間の社会・組織ですから、すべては人間(人材)ですよね! 特に「企業は人」とよく言われます。人がよければ急成長・発展できますし、人がダメであれば、続かなくなり倒産など危機を迎えます。


企業の評価をあまりにも、ビジネスモデルや技術力に頼り過ぎている投資家やアナリストが多いのではないでしょうか?、そのため、ビジネスモデルや技術力で株を買った人は、ほとんど損をしています。経営力、即ち経営者・陣の経営能力をもっと重視すべきだと思います。