出来ない言い訳 | チェルシーな日々

チェルシーな日々

フラメンコに魅せられ40でフラメンコを始めたチェルシーです。
アラフォーの悪戦苦闘する姿をお届けします。
まぁ、大半の記事は日常のグチで、不快な表現も多々あり。
好き嫌いがハッキリ分かれるブログですが、
何故か気になるブログになるかもしれません。(笑)

フラメンコ教室に通ってイラつく事がある。
それは、なかなかフリを覚えられない仲間に対して。
もう、3週連続同じパートを繰り返しレッスンするも
まだ、覚えられない。
しかも、まだ単純な足のステップだけで、
顔はおろか手フリもまだ行ってないのに・・・。
覚えられない出来ない人を中心にレッスンが行われるから
私がフリを覚えて行っても、なかなか先に進まず
1か月間同じパートで終わってしまうんじゃないかと
思うくらいのゆっくりペース。
このペースじゃ、足だけのステップでも
発表会までに全て終わらないんじゃないかという不安が過る。
私は足のステップは勿論、手も付けて踊りたいのに・・・。


で、イラつくのは、出来ない覚えられない言い訳が
その人からスラスラ出てくること。
話を聞くと、3拍子のリズムが身体に慣れていないからとか
練習曲のCDを持っていないからとか、
教室を出るとフリを忘れてしまうとか・・・
もう、その人の口からは出来ない理由しか出てこない。


私も最初は全く訳が分からず混乱したけど、
そこから脱出する方法を自分なりに考えて行動をした。
先生に練習曲のCDタイトルを聞きCDを買い、
繰り返し聞くことで難解なフラメンコ音楽やリズムを
身体に覚えさせようとしたし、
覚えられなかったフリは、ICレコーダーでレッスンを録音させて貰って、
その日の内に覚えている間にフリをノートに書き込む。
ノートに書き込む事によって、曲やフリの構成が見えてくる。
すると、新しいパートに入っても理解がしやすくなる。
私は出来ない理由を探すのではなく、
出来る方法を探したのだ。


もちろん、得意不得意も関係していると思うけど、
苦手でさらに努力もしていない様を聞いていると
イラついてきてしまう。
しかも、スタジオに入るのも一番遅くて
その人が入るころにはとっくにレッスンが始まっている時間。
レッスン開始もその人待ちな状況に、
ただでさえ、短いと感じているレッスン時間が更に短く
物足りなく感じてしまう。


まぁ、舞踊団に入っている訳でもないし、
楽しむためのお稽古事なら、
私のようにやる人も少ないのかもしれない。
ただ、日頃のストレス解消の為に始めたのであれば、
その人にとっては逆にストレスを溜めているのではないかと感じてしまう。
なかなか覚えられないのも、スタジオから近い所に住んでいるにも拘らず
スタジオ入りするのが一番遅いのもその表れなのかもしれない。
でも、負けん気だけは強いから来てるんだろうねw。


そして、「他の教室にも通おうと思って。」
という発言がその人から飛び出した・・・。( ̄▽ ̄;)
今の教室でもフリが覚えられずパニックになってるのに
他の教室で別のフリを学んだら余計パニックになるだろ・・・(-""-;)
パニックネタを増やすなよ!
更に進みが遅くなるじゃないかっ! 
トンチンカンなコメントに、更にイラつく私・・・。
きっと、こういう人って、CDを買って3拍子に慣れたとしても
録画して復習出来る環境になったとしても、
それでも、出来ない理由を探すんだろうね。


レッスンが進まない事にイラついても自分の為にならないから
私は私で先生と自分の動きの違いを観察して
少しでも先生の動きに近づけるように修正している。
学ぼうと思えば、同じ事の繰り返しでも、
入門レベルの初心者には学ぶ事が山ほどある。
高いお月謝をムダにしたくはないし、
何より私は踊るために学びたいのだ。


でも、この出来ない理由を一生懸命探している様を観て
なかなか人生が好転しないグルグル状況な自分と重なってしまった。(笑)
そっか、私も同じ事してるんだなって気付いた。
フラメンコに取り組む姿勢と同じように、
人生が好転する方法に目を向ければいい。
「でも、だって、」と好転しない理由を探すのはやめよう。
で、更に大事なのは誰かのメソッドとかでもなく
自分でピンと来たものに取り組んでみる。
誰かの方法はその誰かに合う方法であって
私には私の方法がきっとあると思うから。
他力本願も卒業しよう。
そういう、クリエイティビティな事も
きっと私は好きなんだと思うから。


フラメンコレッスンのイラつきから、
思わぬ気付きに展開した週末だった。(笑)


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