TEDって知ってる? | チェルシーな日々

チェルシーな日々

フラメンコに魅せられ40でフラメンコを始めたチェルシーです。
アラフォーの悪戦苦闘する姿をお届けします。
まぁ、大半の記事は日常のグチで、不快な表現も多々あり。
好き嫌いがハッキリ分かれるブログですが、
何故か気になるブログになるかもしれません。(笑)

テディーベアが出てくる映画ではありません。(笑)



東洋経済という雑誌に掲載されていた下記の見出し


世界のエリートが夢中になるTEDって何だ?

優れたアイデアをプレゼンするTEDが世界的な人気を集めている。

動画の再生回数は10億回以上。

「知の祭典」としてTED熱は日本でも高まるばかりだ。

その魅力に迫った。


に惹かれてマジ読みしてしまった私。

ご参考に記事を一部抜粋しますね。


---------------------------------------------------------


年に1回、5日間に及ぶ世界最高の叡智が集まる祭典、

「TED(テッド)」が開催される。

TEDとは、テクノロジー、エンターテインメント、デザインの略。

毎年、学術、技術、アートなど世界中のさまざまな分野から

アイデアをもつ70人ほどのスピーカーが招かれ、

18分以内のスピーチを観客が聴く一大イベントだ。

実は世界各国から集まった参加者は国際会議顔負けの豪華メンバー。

米国ではTEDに参加するためのチケットは7500ドル(約70万円)と高額で

大手企業のCEOや著名人が集まる事でも有名である。


世界中に広がったのは、オンライン上でTEDスピーチ動画

<TED Talks>を無料公開するようになってから。

国境を越え、学生や著名人、経営者など世界中の多くの人が

そのスピーチのわかりやすさ、面白さの虜になった。

TEDではスピーカーをはじめとする登壇者に謝礼や出演料がいっさい払われない。

にもかかわらず、マイクロソフト創業者のビルゲイツや元米国大統領のビルクリントン等

世界をリードする立場にある数多くの著名人がスピーカーとして登場してきた。

日本で注目されるきっかけになったのは、12年にNHKがTEDの紹介番組

「スーパープレゼンテーション」を放送するようになってから。

これで知名度が一気に上昇した。


現在世界で6000人以上の翻訳ボランティアが活躍し、

85言語以上の字幕を動画につけている。

日本語の字幕がついたものも1000本以上が視聴可能である。


http://www.ted.com/translate/languages/ja




TEDは想像力を鍛える知のトレーニングジム


TEDが世界から注目されるのは、ウィキペディア的な場を作り上げたからだと分析している。

経歴や地位に関係なくすぐれたアイデアを持つ人が評価され、

ジャンルを超えた時代性の高いテーマが想像力を刺激し、創発を生み出す。

それが「楽天家のダボス会議」とも呼ばれ、世界のトップリーダーが高い参加費を払ってまで

参加する理由だろう。

日本の企業がTEDから学ぶべきはスピーカーの話より、世界最高の知恵を集める場を作る方法と、

それを創る人たちをどう集められるかという点にある。

今の時代に求められている人材は、さまざまな分野のスペシャリストを結び付ける

スーパーゼネラリストであり、企業がこれまで別々に考えてきた商品開発やプロモーション、ブランド戦略を

総合的に考えられる人材である。必ず新しいイノベーションにつながるであろう。

日本企業の問題は、先を見通せる人がおらず、特許や新技術ばかりに向かってしまうところにある。

「ものづくり」に心を込める力はあるのに「ことづくり」に結び付ける想像力が育たないのは、

TEDのような知のトレーニングジムを利用する発想がないからだ。


多摩大学大学院教授 田坂広志




年老いた日本のアイデア力を若返らせたい


日本がTEDを受け入れる理由は2つある。

1つ目は、日本人がブランド好きで海外での流行や動向に興味を持っている事。

もう1つは、日本人が新しいアイデアやイノベーションなど、

日本社会が変わるためのヒントに飢えていることだ。

日本に20年以上住んで気づいたのは、ジリ貧状態が続いていることに

日本人が慣れすぎていること。

米国では、環境や文化の異なる人と触れ合う機会がつねにあるので、

自然と自分の常識を超えるような経験もする。

だが日本のようなタテ社会で保守的な国では、そういった経験をすることがほとんどなく、

刺激し合うのが難しい。価値観が同じだと、集団で間違った答えを選択したときに、

ほかの価値観による選択が見えなくなってしまう。

加えて失敗が許されない社会風土がある。

だが、未来に絶対に失敗しない保証などない。

世の中はかつてないほどのスピードで変化している。

必要なのは、未来への方向性を示すコンパスだ。

そして、未来へのアイデアが詰まったTEDこそ、そのコンパスの1つになりうる。

特に、日本のような保守的な国にこそ、TEDの「外圧」は必要不可欠だ。

明国と日本を比較したとき、米国が小学校4年生なら、日本はおじさんのようだ。

小学生は恐れずに何でもできるが、おじさんは考え過ぎて何もできない。

TEDは日本を若返らせる貴重な場になる。

TEDxTokyoでは可能な限りお互いの関係のない人たちを集めている。

関係ないひとたちの右脳は、関係ない人や事柄に何か意味を持たせようとする。

そうすると、全然関係ないものが突然、関係を持つようになる。

そのとき「あっ」と新しいアイデアがひらめくのだ。

それがTEDマジックであり、日本ではアイデアを思いつく数少ない訓練の場になる。

日本には世界レベルのアイデアを持つ人がたくさんいる。

発掘されていない人材もまだ多いだろう。

そんな埋もれた人材がTEDxTokyoをきっかけに、世界的に知られるチャンスを得る可能性がある。

まだ始まって5年目だが、今後のTEDxTokyoと日本人の一層のかかわりを楽しみにしている。


TEDxTokyo創設者 パトリック・ニュウエル



-----------------------------------------------------------------------


TED Talksの人気動画ベスト5


1 ケン・ロビンソン

   「学校教育は創造性を殺してしまっている」


2 ジル・ボルト・テイラー

   「パワフルな洞察の発作」


3 サイモン・シネック

   「優れたリーダーはどうやって行動を促すか」


4 プラナフ・ミストリー

   「次なる可能性を秘めたSixthSenseテクノロジー」


5 ブレネー・ブラウン

   「傷つく心の力」





この記事を読んで、日本のスピコンと似てるけど、

スピーチの良し悪しよりも、内容重視している所が大きく異なるのかなと思った。

日本のスピコンだと優秀スピーチのDVDを購入する必要があるけど、

TEDは無料で質の良いスピーチが観れる所も大きく異なる。



日本でも、TEDで殻を破る企業も出てくるほど。

新しい目を持つ人がどんどんTEDに興味を持ち始めているようです。

あなたのそのアイデア、もしかしたら誰かにとってひらめきの元となるかもよ!




ペタしてね

読者登録してね