クリスマスなので、ケーキを買った。
136ドル。1400円くらい。


まあ、年にいっぺんだし、いいか。。。と思って。

実は香港のケーキやさんはほとんど全部
本物の生クリームじゃなくて
「植物性ホイップ」を使ってる。

だから、おいしくない。

以前ケーキ業界(?)の人に聞いたら、
「ああ、生クリームは少し、クリーム色がかっているでしょう。
生クリームから作るバターが黄色いように。
それが香港人に好まれないんです。
クリームは真っ白が、いいんです」

というわけで、私はこちらのケーキは申し訳ないけど、いまいち。。。(でも、すごく安い。普通のお店ならホールケーキが600~800円くらい。
 植物性ホイップが生クリームの3分の1くらいの価格のせいかな

やっぱりね、せっかく買うなら、生クリームを使っている、日本のケーキ屋さんで 


と思い、日系のケーキ屋さんに行って、「このクリームは、植物性ですか?牛乳が原料の本物生クリームですか?」
って聞いたら、スタッフのお姉さんが
「牛乳の生クリームです」と言うので、購入。

ところが、帰って食べたら、やっぱり植物性ホイップクリームだった。

おいしくない…


胃もたれ…

トランス脂肪酸がたっぷり~な感じ。


ダメモトでケーキ屋さんに電話してみた。
もうかなり兄弟と友達が食べたあとだったけど。

電話に出たお姉さんは、あんまり事情がよくわからないようだった。「とにかく、パティシエに取り次ぎます」と言って、しばらくしたらパティシエのお兄さんが出てきて、「味が変でしたか?」
いえいえ、クリームがね、生クリームと聞いたのに違うから。

すると、そのお店では、全ホールケーキ(たぶん20~30種類くらいある)のうち、生クリームを使っているのは、

2種類だけ!

なんだって。
えええ~!

お兄さんは、日本では普通、ケーキ屋さんでは植物性じゃなくて、牛乳由来の生クリームを使っていることを知っていて(日本で修行したのかな?)

誤解があったようなので、生クリームを使っている2つのケーキのどちらかに交換しましょうと言ってくれた。

ええっ? もうかなり食べた後なのに?

なんか、申し訳ないなー… と言いながら、そのあとしっかり交換しに行った私(←ずうずうしい)


交換してもらったケーキのクリームは、ちゃんと牛乳風味の生クリームでした。

でも、びっくりしたなあ。大きなケーキ屋さんなのに、本物の生クリーム使ってるのは2種類だけなんて。それだけ、真っ白植物性クリームが、香港では人気ということなんだろうなあ。